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海外ドラマ「王室弁護士マーサ・コステロ」Season3

原題 SiLK
製作 BBC
製作年 2014
キャスト マキシン・ピーク、ルパート・ペンリー=ジョーンズ、ニール・ステューク、フランシス・バーバー、フィル・デイヴィス他
評価(10段階): ★★★★★☆☆☆☆☆

クライヴもシルクになってのSeason3。
所長の座をめぐる争いなど内部のゴタゴタが絶えない。訴追専門にするか、今まで通り弁護を中心にいくか。それとも両者のバランスをとるのか。ビリーの求心力は低下し、マーサとクライヴも内部の争いに巻き込まれていく。

裁判のテーマ自体が面白いと思った。

(以下、ネタバレあり)

1話 所長のアランの息子の事件。デモ中に警官が殺された事件。
2話 サッカー選手の暴力事件。罵り言葉がきっかけの暴力沙汰。
3話 娘を安楽死させた罪に問われた母親の裁判。
4話 テロ事件の関与を疑われる男性のアメリカへの身柄引渡しに関する裁判。

最後の2話はマーサの元恋人、ショーンの事件。
マーサが暴走気味で劇中の登場人物同様、ついていけない。目を見たら分かる、などと私情が入り過ぎていやしないか。

シーズン通してだが、クライヴのキャラクターがいけなかったように思う。
Season1と2ではプレイボーイっぷりを発揮し、今シーズンではマーサと恋人っぽくなっている。結局、訴追を行うクライヴはマーサと裁判でも争うことが増え、プライベートと区別が難しくなっていく。そして最後はハリエットにも手を出す始末。
そういえばSeason1ではマーサが妊娠していたと思うのだが…結局、自分もシルクとして仕事をし、かつマーサも支えるという器量がないのだ。

どうやらこのドラマ、Season3で打ち切りらしい。中途半端な終わりかた。
すごく面白いというわけではなかったのについつい最終シーズンまで観てしまった。

これまでの感想
王室弁護士マーサ・コステロ Season1 感想
王室弁護士マーサ・コステロ Season2 感想

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