読書記録「増補 フランス文学案内」渡辺一夫・鈴木力衛著
岩波文庫別冊
2017
歴史の流れとその時代の雰囲気などもわかるので、作品を手に取るきっかけにとても良い一冊。
フランス文学が社会に強い関心を持ち続けてきたその歴史。サルトルはじめとした知識人のアンガジュマンへと繋がっていくその流れが分かった気がする。
時代は中世から二十世紀、第二次世界大戦後まで。
詩から小説以外の哲学者などの著作、そして演劇まで幅広く触れられている。
これは興味が湧かなそうと思うものもあれば、面白そうとだなと興味を惹かれるものもあったので、これを手がかりにいくつか読んでみたい。
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