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麹菌を使った発酵食3品

色々な発酵食品たちを紹介してきましたが、本日はラストになります。

【酒粕】
酒粕は日本酒のもろみを絞った後に残ったもので微生物や酵素が残っているため緩やかに発酵し続けています。
アルコール分が約8%含まれているので、腐りにくく、発酵が進むほどに甘みや旨みが増します。
あと、特徴としてビタミンB2やB6、食物繊維が豊富に含まれている。
体を温めるので、冬はもってこいの調味料。
熱を加えることでアルコール分も飛ばせますので、私は粕汁や魚を粕漬け
にして食べるのが好きです。


【漬物】

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漬物は本来、野菜を長期保存できるよう工夫した発酵保存食なのです。
主に乳酸菌、酵母菌によるもの。
塩ずけにするだけで発酵がおこり、野菜本来の甘みや旨みが引き出されます。
*ここで、マクロビオティックの知恵
マクロビオティックは体を冷やすということに非常に気をつけます。そのため生野菜というのは暑い夏の日以外は基本使うことはあまりありません。
しかし、基本の献立の時に作る野菜を素材の美味しさを知る意味でもプレスサラダを作ります。プレスサラダは塩で30分くらい漬け込むだけ。
とてもさっぱりして箸休め的にももってこいの自然の美味しい一品です!

【テンペ】

テンペ

今まで、日本の食品をご紹介してきて最後はちょっと聞きなれない方も多いのでは?ないでしょうか。
インドネシア発祥の大豆などにテンペ菌で発酵させた食品です。
見た目はドライ納豆のようなのですが、糸は引かず、匂いも弱いので納豆とはちょっと違います。
テンペの栄養価もとても高く、大豆がもつイソフラボン・食物繊維・必須アミノ酸など豊富な栄養素を含んでおり、女性にも強い味方になるのではないでしょうか?!
テンペ菌とは・・・ハイビスカスやバナナの葉っぱの裏についている菌

さて1週間、発酵食品について書いてきました。
私も改めて発酵のちからを再認識し、毎日の食事に取り入れていきたいです。

では、また明日。



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