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【詩#36】驕り高ぶるが片想い

やっぱりあなたが好きでした

何を言われても
何をされても
やっぱりあなたが好きでした

ぎこちなくて儚げな笑顔も
触れたことの無い大きな手も
やっぱり全部好きでした

素っ気なくしてみても
無邪気を振る舞ってみても
やっぱり苦しくなりました

只々好きを伝えたいけど
唯々抱きしめてほしいけど
やっぱり言えないままでした

そうして別れを選ぶ私は
怠慢で傲慢だったのでしょうか