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自分のことを、ただシンプルに幸せにしてあげる。 / Mai

先日ふと聞いていたはあちゅうさんのvoicy(ネットラジオ)で、「ご自愛消費」という言葉に出会った。(最近の業界別「アフターコロナの未来予想」シリーズを筆頭に、毎回面白いので、ぜひ聞いてみて)

この回のはあちゅうさんの言葉が非常に響いて、なんだかいつもなら聞き流していた言葉たちが、すごくはっきりと頭に残っている。

▼はあちゃうさんの話の要約
・これからは#ご自愛消費に時代になっていく
・これまでは「応援消費(≒物語消費)」物語への課金
 みんなが主人公を応援するための消費
・あらためて人の命、心と体の健康が重要視
・当たり前にテイクアウトやデリバリーを使っていると使い捨てのものやごみが増える、つまり一回環境のことは忘れている
・ブランドのストーリーや物語は知らないけどただ可愛いから、気持ちが上がるから買った
・たとえ誰に会わなくても、自分が嬉しい、気分が上がる自分を大切にするための消費になるのでは

この一つ一つの言葉がなんとなくリフレインして、「ああ、そうかもなあ、」と思ったりした。

今、いつもよりも時間があって、自分と向き合うことも増えて、でも一方で激動のように社会が動いたり変革している時期。
「なんか変わっているけど、なんかやたら時間もある」という感じ。未来の人たちからすれば「え、それ無駄だよね」と思われるような
「移動」や「調整」という概念がすっかりなくなって、自分のためにかけられる時間が増えたからこそ、なんとなく考えるのかもしれない。

Stayhomeで自分に向き合いながら思うことは、ああ、別に誰かのためになり過ぎなくていいんだな、という不思議な自己回帰感のようなものを感じている。

自分が自分のケアをしてあげなければならなくなったので、ちゃんと自分で自分を幸せにしているかが浮き彫りになってというのか。

4月からリモートワークになって、家から出なくなり、人に会うことも少なくなった。
自然とオシャレはせず、メイクもしない日もでき、数万単位で買っていた服飾費が浮いて家計は楽になるものの、どこかときめかない、ちょっぴり荒んでいく自分もいたりした。

そして珍しくリモートワークで仕事が立て込んで心がささくれ立った日、プツンと何かが切れた、ような気がして、おもむろにマニキュアを手に取って、ヴィヴィットなピンクを塗った。
手の指に踊るカラフルな色を見ていると、どこかほっとして、気持ちがまるくなって、いつもよりも優しくなれる、ような気がした。
(という流れで、ついジェルネイルのキットまで買ってしまった笑)

誰かのための仕事も、活動も、誰かに可愛いと言ってもらえるための美容もいいけれど、毎日向き合って、一番自分のことを見る自分のために、一番可愛く一番嬉しい自分でいる、というのは、なんだか究極の自分の幸せのような気もしている。

そして、
「その服似合わないね」
「髪の毛は巻いていた方が可愛いのに」とか、
今なら一切外野の茶々は入らない。
誰も見てくれていない時にこそ、
誰に何も言われない時だこそ、
自分がなりたい自分を目指せるチャンスなのかもしれないな。

#ご自愛消費  このGWにやってみては。
そして、全国の男子のみなさん、女子の無駄とも思えるご自愛消費をあたたかく見守る存在であってほしいなとも
なんとなく、思うのでした。

みんなが自分を幸せにしてあげられますように。


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ライター まい
商業施設のWEBやマーケティングの仕事をする傍ら、「人と組織を旅する」をマイテーマに、記事を書いたり、企画をしたり、好きな人を繋げたりしています。毎日の日課は、美味しいものを自分と好きな人のためにつくること。朝のカフェラテを飲むこと、海辺とお日様の下を歩くこと、移動しながら文章を書くことが好き。

▼プロフィールnote
https://note.com/mlf/n/n562fe061d21f

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