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なぜコストコで爆買いするのか?

何年ぶりに足を運んだのだろうか。

昨日久々にコストコに行った。店舗は違えど雰囲気は以前足を運んだ時とほとんど変わらなかった。そして、多くのお客さんがビッグサイズの商品を次々にカートに入れていた。

さて、そのようなお客さんの様子を観察して、なぜそのような気持ちになるのか考察してみた。

仮説1:ドデカカート

他のスーパーと何が違うのかと考えた際に、真っ先に思い浮かんだのが圧倒的なサイズ感のカート、通称ドデカカートである。日本人女性が扱うにはハンドリングしにくいあのドデカカートに、目一杯入れ込むことができる。その理由は商品のサイズがでかいだけではないと考える。最大の理由は、余白を埋めたくなる深層心理ではないだろうか。

子供の頃から真っ白なキャンバスに絵を描いたり、宿題の漢字の書き取り等、余白を埋める英才教育を受けている。そのおかげでプレゼン資料もグラフやら文字やら写真やらモリモリの資料が目立つ。ラーメンの全部のせも好まれる。

少し話が逸れたが、あのドデカカートに少しでも隙間があると埋めたく心理が働くのではないだろうか。

仮説2:巧みな導線

もう一つコストコの特徴として入口の商品ラインナップだ。入口付近にはLGのテレビや家電、パソコンが陳列されている。少なくとも、これらを購入しているお客さんは昨日時点では見受けられなかった。では、なぜ置いているのだろうか。

これは一種のアンカリング効果であると推測される。アンカリング効果とは、心理学用語であり、最初に提示された特定の数字に影響を受けやすい現象である。セールで思わず買ってしまうのは、セール前の値段も一緒に提示されているためである。わたしたち消費者はセール前の価格と比較してしまうように思考回路が働いてしまう。

コストコもアンカリング効果を巧みに使っていると推測される。つまり、入口に数万円台の価格を消費者に浴びせることによって、無意識的にもアンカリング効果が働き、数百円台の食料品を躊躇なく購入すると思われる。

そんなコストコでわたしが爆買いしたものはこちらの3点。

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