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ありそうでなかったものを生み出す力

涙を流しながら大笑いした。

昨日、元テレビ東京のプロデューサーである佐久間宣行さんのYouTube『佐久間宣行のNOBROCK TV』でバンドの曲紹介みたいにネタする1-GPが公開された。

バンドが歌う前に曲紹介するのなんかずるくないというのをきっかけに、もし芸人がネタをする前にネタ紹介をしたらどうなるかという企画である。
詳細はYouTubeを見ていただくとして、ありそうでなかった斬新な企画だなと感じた。

これってまさにイノベーションの考え方ではないだろうか。多くの本で語られているが、ゼロベースから誰も見たことのないものを生み出すよりも、誰もが見たことのあるものを掛け合わせることによって、イノベーションが生み出されている。
iPhone (電話 × パソコン × ネット) 然り、Netflix (テレビ × ドラマ × ネット) 然り、Uber (車 × シェア × ネット) 然り、既知のものの組み合わせで成り立っている。もし電話とパソコンとネットをすっ飛ばしてiPhoneが誕生したとしても、何だか凄そうだけど何これとなるだろう。

話を戻すと、バンドの曲紹介みたいにネタする1-GPとは、バンドの曲紹介 × 芸人のネタの掛け合わせである。これを見た瞬間、ある企画を思い出した。芸人マジ歌選手権である。
この企画も佐久間さんがプロデューサーである『ゴッドタン』の名物企画で、2007年から毎年行われている。そして、これも芸人 × 歌 x ネタの掛け合わせである。加えて、歌の前に "マジ" というフリがついているところが絶妙である。

みんなこの記事を見てくれて、どうもありがとう。


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