2024年10月:感覚の重要性
サムネイルはクーデターが発生した近くの道路です。ミャンマーと聞くと危険なイメージをされますが、ヤンゴン中心地はごく普通の日常がながれています。ヤンゴンを歩いてて感じるのは若い人が多いことです。そのせいか、町が明るく元気でにぎやかです。ヤンゴンに行くたびに「生きるパワー」をもらえます。
ミャンマー(ヤンゴン)・タイ(バンコク) 訪問
再びヤンゴンを訪問しました!
前回の訪問時はこんなに早く再びヤンゴンを訪れると思ってなかったのですが、すでに3回目のヤンゴンになってます。
今回マヤンマーを訪問した目的は技能実習生の面接で、タイは送り出し機関の視察です。
ヤンゴンは訪れる度にやる気と刺激を頂け、毎回新しい発見がある都市だと改めて感じました。
最終日の早朝にパゴダに行ったのですが、朝早くから多くの人がパゴダに参拝しており、生活の中心に信仰が存在していました。自分もアメリカに留学してる時はクリスチャンの方にお世話になっていたので、毎週日曜の朝はチャーチに行っていました。毎週日曜日のチャーチ参拝が日々のルーティンになっており、一週間がリセットされるいい機会になっていました。
日本に帰ってからチャーチ参拝に代替するものを作れておらず、なんとなく時間が過ぎていっていたなと感じました。
改めて生活の近くに心のよりどころがあるのは人々の生活にとって重要だと感じました。
タイの送り出しの送り出し機関を訪問して感じたのは、ミャンマーに比べるときちんとビジネスをしているなと感じました。ミャンマーでは様々な制度が整ってないこともありそれぞれの方法でビジネスをしている印象がありましたが、特にバンコクはかなり整備が進んでいるのである程度のレールが敷かれた上でビジネスをしている印象でした。
また、ノムラ化成さんのタイ工場にも訪問させて頂きました。Appsheetの活用についてお話を伺いましたが完璧に使いこなされていてとても参考になりました。飛行機が遅れて短時間の訪問になったので、また今後ゆっくりと訪れたいです。
アトツギツアー in 鹿児島
おばま工務店さんが手がける小さな町をつくる場所であるObama Villageと鹿児島の総合商社の小平さんを訪問しました。
Obama Village
ObamaVillageは鹿児島の地元の工務店であるおばま工務店さんが手がけるしせつで、オフィス棟とイチバ棟から成り立っています。オフィスに入居されている方やイチバ棟でショップを経営されている方は「村民」と呼ばれており、Obama Villageの方向性を議論から施設の草むしりまでしており、村民たちと一緒にObama Villageを運営するコンセプトにしていました。オフィス棟の入居費用も相場より3割程度高かったり、イチバ棟はおばま工務店の代表がおいしいと認めたものしかに入居できなかったり、コンセプトに共感する人が集まるように徹底されてました。
また、一番勉強になったのは空間デザインです。Obama Villageを作る際に、地域の歴史を勉強したり周辺民家の生活スタイルを調査したりして、町全体を見通した中ででObama Villageがどういった立ち位置になるか考えたそうです。HPから引用した下記デザインがそれをよく表しています。ちなみに、構想から実現までに6年かかったそうです。
廃校活用の参考にしたいです。
小平株式会社
AVS福岡で小平さんのお話を聞いて以来、いつか訪問したいと思っていた小平株式会社。小平さんのnoteはよく拝読しています。
基本的にはnoteに書かれている内容をお聞き出来、参考になるものが多かったです。1年で50以上のアクションを行ったみたいで、その中で
弊社でも取り入れたいと思ったのが、社内向けのラジオ「コビラジ」です。社内ツールの説明をしたり、社内の意思決定の意図を説明したり、社内の良かったイベントを共有したりしていました。
テキストでは伝わりづらいことを口頭で伝えることができるので、新たな社内コミュニケーションの方法として有効だと感じました。
九州アトツギFes in 長崎
九州で初めてのアトツギのイベントだったので参加しました。
登壇者の皆さんの話はいろいろと勉強になることはあったのですが、やはり早く登壇者側に行かないとイベントに参加するメリットは最大化できないなと感じました。そのためには、とにかく行動していくしかないと改めて思いました。やり切ります。
飯塚 聴福庵とBA(ブロックチェーン道場)を訪問
筑邦銀行の副頭取の紹介で聴福庵やBAを運営されている株式会社CAGUYAの野見山さんを紹介して頂きました。
数年前に噂になったブロックチェーン神社も拝ませて頂きました。
古民家の再生
野見山さんは古民家再生を際は「家を主語にする」「古民家の暮らしのなかで学べるようにする」「使わなくなったものに新しい価値を吹き込む」の3点を軸にしているそうです。
特に「家を主語にする」に関しては、「ある置物を置くことで家が喜ぶか」といった感じに考えるそうで、古民家にはそれぞれ歴史があるので、「家」を主体とする考え方は合理的だとおもいました。
細かなところで、桜の模様の壁、雨で音がなる瓦、お風呂場、庭の設計など、家の再生の仕方でとても参考になりました。
身体性と感覚
聴福庵とBAのどちらとも、家に入った瞬間に「あっ、いいな...」と感じました。こういった日本の古民家を見た際に感じる感覚は日本人のDNAに刻まれた感覚であり、この論理的には表せないが直感的に「いいな」と感じる感性は大事にしていきたいです。
スティーブジョブスが禅にはまっていたりと、西洋的な考えが主流になっている世の中だからこそ、東洋的な考え方の重要性も増していると思います。
また、野見山さんとの会話の中で「場を整える」ことの重要性がよく話に上がりました。
改めて、「うまくは説明できないけど『いいなー』と感じることができる物事」に積極的に触れていきその感覚を大事にしていきたいと思いました。
関東出張での気づき
今までの営業では「関東の案件は関東で」「九州の案件は九州で」探していました。しかし、これまでの営業を振り返ってみると、九州の案件が関東で決まることがあり、また逆に関東の案件が九州で決まることがあるなと気づきました。特に、関東や関西の事業者と話をしていると九州のことはあまり知らないため、先方からお任せされることがよくあります。
このような事象が起こるのは、我々が九州・関西・関東のそれぞれの拠点で車両と倉庫を保有しているため、一気通貫したサービスの提供ができているからだと思います。
この「九州・関東・関西に営業所を構え車両と倉庫を保有している」点は弊社の強みなると、営業をする中で改めで実感し、セールスポイントとして認識しておくべきだと思いました。
ある金融機関の方も「九州の会社で関東に進出し、ここまで大きくしているところは珍しいですよね」もおっしゃっていました。
ただ、柳川合同として強みであるものの、関東事業はまだ赤字が続いています。本社の方が大変だと思い本社に移動したのですが、関東もあと少しのところで足踏みしているので、引き続き関東のテコ入れもしていきます。
まとめ
これまでの営業活動をまとめていたのですが、自分が起点となり獲得できた案件の売上は2000万程でした。全売上の0.5%ほどしかありません。しかも、案件を獲得できたとしても、そのあとに車両を手配してくれたり、調整したりしてくれる方がいて成り立っているので、まだまだ会社に対する貢献は小さいです。ただ、営業に関する感覚はつかめてきました。この感覚を体系的に落としこみ、営業体制の構築に活かしていきたいです。
また、11月には大きな動きがあるのでそれに備えて動いていきたいです。