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2021年の振り返り

今年は、勉強会の開催、イベントの運営、取材、本の出版、コントラクト開発、開発組織整理... など多くの領域に手を広げた年でした。

月毎にやったこと、学んだことを振り返っていきます。

1月:13社へのアトツギ取材、Flutterでアプリ開発
2月:アトツギ甲子園、JPYC Apps前身の開発、Flutterでアプリ開発
3月:現JPYC Appsの開発、社内調整諸々、Blockchain bootcamp
4月:九州旅行:黒川温泉、DeFi勉強会開催、開発切り盛り
5月:アトツギベンチャーサミット
6月:Ribbo開発、隙間時間でコントラクト開発、軽井沢
7月:本の執筆、コントラクト監査、神津島
8月:結婚式、Bootcamp、販売コントラクト開発
9月:悩む。。。
10月:負債解消、開発組織の整え
11月:アトツギベンチャーサミット
12月:Ribboリリース

1月

1ヶ月で13社のアトツギ経営者に取材をさせて頂きました。初めての取材&話すのがあまり得意でないので、「相手の話をうまく引き出せなかったらどうしよう...」と不安と緊張であまり眠れてませんでした...

少しでも不安をなくすために毎回2~3時間くらいかけて先方のことを事前に調べ、取材に臨みました。不安とは裏腹に、取材いただいた皆さんはとてもいい方ばかりで、なんとか無事に乗り切ることができました。かなりタイトなスケジュールで、あのスケジュールで2度とやりたくないと思いつつも、非常に学ぶことが多くまた機会があれば是非挑戦したいなとも思います。

ここでは3点だけ学んだことを紹介します。

・会社トップという肩書きがもつ影響力を理解して、その力を適切に行使する
・自分がどう思われるかよりも、会社がどうなるかの軸で考える
とにかく行動する

取材記事一覧

会社の強みを明らかにし、事業領域を拡大 アトツギのいない中小製造業を束ね、ともに成長を目指す(株式会社由紀精密)
本業で稼ぎ、新規事業にチャレンジし続ける。代々受け継ぐ経営者の資質。(日本連合警備 株式会社)
目の前の社員や既存事業と向き合うのもアトツギの責任。逃げの新規事業は辞めた方がいい。(エムケーカシヤマ株式会社)
強い商品力でブランド確立、数々の失敗で気づいた家業の軸の大切さ(鳥居食品株式会社)
テクノロジー×アナログ商売 日本中にインパクトを与える企業を地方から創る!(有限会社ゑびや)
敏腕マスオアトツギが描く 会社と自動車産業の未来(i Smart Technologies株式会社・旭鉄工株式会社)
入社した会社でオーナーから事業承継。地域、人を大事にした前オーナーの心受け継ぐ。(南海砂利 株式会社)
批判にも離反にも負けず。 描いたビジョンを信じればいい。(ミナミホールディングス株式会社)
デジタル化・無人化を早くから模索、先進的なビジョンと設備で機械加工業の未来を描く(株式会社エムイーエス)
挫折経験と信念を胸に、IT化と新規事業を進める(ウメモト株式会社)
地場産業「手袋」をブランディング。 家業のそばで起業する、新しいアトツギのカタチ。(株式会社tet.)
伝統産業 桐箱屋のアトツギ、 若さを武器に「業界のバリューを上げる」(株式会社増田桐箱店)
印刷会社がペーパーレスを提案!? 沖縄のデジタル化をけん引して業界全体を盛り上げる(有限会社朝日印刷)

2月

全国各地の後継者が集まり新規事業のピッチを行う「アトツギ甲子園」の運営に携わりました。(イベントの準備自体は2019年9月から始めていました。全国各地でイベントを行ったのですが、沖縄に行った際に挫いた足首の痛みがまだ治らない...)

2月はピッチイベントの一般視聴者集めの最終追い込みとして、FB広告を打ったり、SNSで片っ端からDMしたり、過去イベント参加者にメールを送ったりなど、泥臭く動きました。潜在市場の開拓する難しさを実感しました。

イベント自体はとても良い結果に終わり、最後まで頑張ってよかったです。また、ファイナリストのひたむきに発表する姿を見て、心にくるものがあり、「社会人になっても感動できる仕事ってあるんだな〜」と感慨深くなったイベントでした。

アトツギ甲子園

2022年も開催します。詳細はこちら↓

3月

ブロックチェーンについて学ぶ勉強会「Blockchain Bootup day」と、業界で活躍されている経営者にピッチするイベント「Blockchain Bootcamp」を開催しました。今回で2回目の開催になりますが、「事前の勉強会開催、メンターの強化、ピッチの回数を増やす」など1回目よりも強化して開催しました。参加者のレベルが高くとても刺激になりました。

4月

JPYC社では、急に社員が増え、案件が増え、社内の問題点が浮き彫りになり、、次々とやることが溜まってました。ですが、勤務時間を十分に取れず、違和感を感じつつも、適切な一手を取れずに、ただただ延命処置を繰り返してただけでした。どこか他力本願な気持ちがあり、実行者になれてなかったことをかなり反省してます。どんな状態であろうと何とかする胆力の重要さを学びました。

5月

活躍するアトツギ経営者をゲストとして呼び、アトツギ同士の経験シェアやネットワーキングを行うアトツギベンチャーサミットを開催しました。企画当初はオフラインのみで開催予定でしたが、コロナの影響でオンラインとオフラインのハイブリットに急遽変更することに。その後、緊急事態宣言で都内への移動自粛を受けて、開催2週間前に完全オンラインに変更と、開催形態にはとても悩まさせられました。「東京オリンピックはコロナなら中止したほうが良さそう」と運営に関係ない一個人としては思っていましたが、実際運営側に立つとこれほど判断に悩むのか!と感じました。
(外野からガヤガヤいうのはやめようと心に誓いました!!)

ただ、「アトツギ同士の経験シェアとネットワーキング」というイベントのコアを貫くために、オンラインではあるもののoViceという相互に交流が図れるツールを導入して、何とか無事開催することができました。これまた、やってよかったととても感動したイベントになりました。

どんな状況に陥っても当初の目的に立ち返って判断し行動することの大切さを学びました。

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6月

6月は軽井沢でゆっくりワーケーション。あんまり何をしたか覚えてません。。。何したっけな〜〜。まぁ、こんな月もあっていいでしょうww

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7月

↓の記事で取り上げていただいた本の出版準備を行っていました。
以前、技術書典で出した本を商用出版する形だったので、主な作業は修正のみでしたが、本の体裁を整えたり、誤字脱字を修正したりと、結構根気のいる作業でした。本を出版するのは本当に大変なことを身をもって実感しました。速読などで本を消費するのではなく、著者の想いを感じながら本を読もうと思いました。

プライベートでは伊豆諸島の一つの神津島に行きました。初めてシュノーケリングで楽しかったです。魚と一緒に泳ぎました!ただ、日焼け止めが指先で塗った部分しか塗れてなかったみたいで、背中に指の形をした日焼けがまだ残ってます。

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8月

コロナ第四波の最中だったので、親族のみで結婚式を行いました。コロナが明けるまで待ってもよかったのですが、いつ収束するかもわからないし、両家の祖父母が生きてる間に行いたかったので決行する事にしました。

いろんな人を呼べないのは寂しいねと言われつつも、お世話になった家族に喜んでもらうためと割り切り、準備しました。丹念に準備した甲斐があったのかみなさん喜んでくれて、結果的には親族のみで行えてとってもよかったと思います。

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9月

結婚式を終え妻方の母・祖父母と旅行に行った後、落ち着いた時にふと我に返りました。一年半前は毎月振り返りを行い、少しずつではあるものの前に進んでいる実感はありました。ただ、この一年半は目の前の事に忙殺され、現状に違和感を覚えてつつも、その違和感に向き合わずに後回しにしていました。微塵も成果を出せておらず、今まで何をやっていたのかとかなり悩みました... 結構ガチで悩みました... 抜け毛が多くなりました...

ただ、悩んだ結果、見えてきたものもがありました。いつか詳しく書きますが、この時、「Business Economics・ 哲学・低レイヤーの技術」の3つの領域と「直感と論理」の向上に注力しようと設定しました。

1月現在、3ヶ月たっての所感ですが、これらを設定して正解だったと感じており、あと2022年上半期は続けていこうと思います。

10月

前々から打診をいただいていたのですが、この月からJPYC社で正社員として働くことになりました。今思うと1年半という長いアルバイト期間を経ての登用だったな〜と。

この月から、溜まっていた業務の解消と、開発組織の体制作りに時間を割くようになりました。この頃から、ある問題に対して上っ面の一手を打つのではなく、問題を多角的に捉え思考し、より大きな効果を発揮する一手を考えるようになりました。未だ適切な一手を打ててるわけではありませんが、問題の解決に対する解像度は上がったと感じております。急成長!!!自律分散!!!即行動!!!

11月

第2回のアトツギベンチャーサミットを開催しました。2回目の開催でアトツギのためのイベントとして定着してきたことを実感できました。添付のnoteに書いていたのですが、「家業関係者のカンファレンスを開きたい」という一つの夢が達成できて感慨深く思います。やりたいことを明文化すればいずれ叶うんだな〜と思いました。

12月

誰もが気軽に支援・応援ができ、その支援を表現できる世界を目指すサービスRibboの情報をリリースしました。JPYC社で働く中で学んだことをサービスに活かしていきます。

また、JPYC社では小さなチームを組成して動き始めた月でもありました。チームでやる上で気にしていたことは下記4点です。至極当たり前のことで、よく聞くことだと思いますが、当たり前なことを徹底するたけでも大きな違いを生むことを実感しました。

・明確で達成感を味わえる目標設定
・重要な役割、業務を担っているという緊張感の醸成
・主体となって物事を進め判断する責任感の付与
・上記三つの認識の共有と行動指針の浸透

番外編

ブロックチェーンスタートアップの動向や分析記事などを書いてました。

また、個人的に気になったcryptoサービスを調べてました。

まとめ:https://twitter.com/search?q=%40_ywzx%20Crypto%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9&src=typed_query&f=top

2021年のまとめ

2021年か各月でやってることが異なり、それぞれの月で学びがありました。

・肩書きがもつ影響力を理解して、その力を適切に行使する
・社会人になっても感動できる仕事はある
・問題を多角的に捉え思考し、より大きな効果を発揮する一手を考える
・本を消費するのではなく、著者の想いを感じながら本を読む
・何事も明文化する
・当たり前なことを徹底するたけでも大きな違いを生む

2022年でやること

質を高める
2021年は各所で学ぶことがありました。また、初めてやることも多かったです。まずは、2021年に学んだこと・やれるようになったことの質を高めることは意識して行動します。

事業の推進
JPYC社はもちろんのこと、2つほど新たな事業を始める予定です。この一年で学んだことを活かしつつ、取り組んでいきます。

3つの領域と1つのスキル
上記の事業は2022年上半期は勝負だと考えています。2つの事業を推進しつつも、裏で3つの領域と1つのスキルを身につけれるように動きます。
・Business Economics
・ 哲学
・低レイヤーの技術
・直感と論理

おわりに

一昨年にはなりますが2020年は振り返りもできておらず、何もできておりませんでした。2020年は黒歴史として引き出しの奥にそっとしまっておこうと思います。

2021年下半期は右往左往しつつも着実に前に進むことができました。また、周りにたくさんの目標となる方がいて多くの刺激を頂き、感謝の気持ちで一杯です。本当に今の環境には感謝感激です。ついていくだけで必死ですが、なんとかして恩返しできたらと思います。

2021年は多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。

2022年もよろしくお願いいたします<(_ _)>





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