町田ってどんなチーム?ザックリ予習しておこう!

1.はじめに

ここでは主にサッカーライト層の方(サッカーの基礎知識はあるが戦術などまでは詳しくない)向けに事前に対戦相手をなんとなく知ってもらって試合をより楽しんで貰いたいと思います。

今回は町田について調べるため前節金沢/町田戦をフルマッチと解説動画をいくつか見てきました!

※注意 筆者もライト層なためあくまで個人的意見であり間違っていることもあるかもしれません。この記事は全てスマホで書いているため読みにくいとこもあると思いますがご了承ください。

2.町田ゼルビアってどんなチーム?

町田は「3年以内にJ1を目指せるチーム作り」を掲げており今年ポポヴィッチ監督の元3カ年計画最後の年を向かえている。そんな町田の今季のオフシーズンは昨季10G10Aした吉尾が横浜FMにレンタルバックしてしまったが主力の流出はほぼなかった印象である。新加入を見てみると松本から実力実績のあるアタッカー山口や大分から岡山でも活躍したポープそして若手有望株の高卒ルーキー宇野を青森山田から獲得した。選手放出、加入共に比較的少なくピンポイント補強を行い登録選手数が24人+α(二種登録)で少数精鋭シーズンをスタートした。

開幕してからここまでの3戦で2勝1分け、得点3失点1と勝点は岡山とならんでいるが得失点2差で3位に着けている。注目すべきはまだ3戦ではあるが失点1と守備が堅いことが読み取れる。

3.チーム戦術

チーム戦術としては強硬な守備から縦に早くカウンターとボールを握りつつ前進するスタイルを状況によって使い分けている。イメージとしては有馬監督が3年間をかけて作ろうとしていたサッカーに細かな味付けは違うものの大枠は似ているところがある。選手特性や役割も似ている部分があるので後程紹介しよう。

◆フォーメーション、選手解説

図1.金沢戦スタメン(4-4-1-1)

金沢戦の初期配置は図1の様になっており昨季後半の岡山と全く同じである。ピッチ上で与えられたタスクや選手特性が全く同じではないが昨季の岡山に似ているところがあるので覚えておくとどんな選手かイメージしやすいだろう。

○ポイント選手解説町田の選手を昨季の岡山の選手に例えてみた!

  • GK福井⇒梅田 セービング力の高さや最終ラインへの貢献性が似ている。

  • CB高橋⇒安部、深津⇒井上 ビルドアップ、フィード力、対人守備の強さは昨季後半のCBコンビとほぼ同じだろう。

  • SB翁長⇒徳元、奥山⇒廣木 翁長は徳元同様に常時上下動をしサイドからのアシストによって得点に絡める。奥山は昨季新潟戦で廣木同様本間を止めるなどし守備力が高い。

  • CM高江⇒喜山、佐野(海)⇒白井 ゲームの流れをコントロールできる高江は喜山そのものだろう。高いボール奪取能力でどこにでも顔を出し相手の攻撃の芽を摘む門番的役割の佐野(海)も白井と同じ働きをする名ボランチコンビである。

  • 右SH平戸⇒石毛 高い配球能力をお持ち中盤ならどこでもこなせためゲームメーカーとし得点に絡める。またセットプレーキッカーとしても優秀である。

  • 左SH山口、1.5列目長谷川⇒上門 山口、長谷川は上門が同ポジションをしていた時にこなしていた役割とほぼ同じ役割を金沢戦を見る限りでは任されたいるように見えた。

  • CFドゥドゥ⇒ヨンジェ 抜群のスピードで裏抜けをし得点を狙う。

この様に選手特性や求められるタスクが昨季の岡山に近しいので上記のことを頭に入れて観戦すると別角度からも楽しめるだろう。

◆攻撃時

図2.1 可変3-1-5-1
図2.2 3-1-5-1可変後配球

町田は金沢戦では金沢が4-4-2であったためか攻撃時相手の選手間に配置するためか4-4-1-1から大胆に可変し上記の図(図2.1、2.2)の様に3-1-5-1に立ち位置を変えていた。(状況によっては高江が高橋の外側落ちてきたり佐野(海)が落ちてくるシーンもあった)町田は縦には深さがあり横にはしっかり幅がとれるようになっているが間延び感がないよう絶妙な選手間の距離感が保たれている。これにより相手が引いてブロックをしくなら早く細かなパスをつないでブロックを打開しようとしてくる。相手が前線からプレスにくるなら後方で回しながら相手の裏をつくフィードパスを通してゴールに迫る。

・対策、弱点

町田は基本的に中央を経由して前進してくるのでここをしっかり止めたい。また岡山の裏をつかれないようにSBの上下動がかぎになるだろう。岡山側としても町田のSBがWB化して上がってきた裏をつきサイドから一気にゴールに迫りたい。


◆守備時

守備時は昨季の岡山どうように4-4-2のオーソドックスなブロックの仕方をしてくるがボランチにボール奪取能力に長けた佐野(海)がいるためダブルボランチと1.5列目の長谷川で中央に追い込んでとりたいように金沢戦からは読み取れた。また、自陣ゴール前まで押し込まれると場合によっては4バック+ボランチ1で5バック化しボランチ1枚が落ちた穴を埋めるように1.5列目が中央に降りて中盤4枚になる5-4-1になることもあるようだ。

・対策

守備は非常に堅いので簡単には崩せないだろうが常に流動的に動き相手をゆさぶり部分的に数的優位性を作ることでゴールへ迫りたい。町田の失点シーンは金沢SHがなかに絞って中盤のつなぎ役となったことで前線へパスし得点していたのでWGがシャドウの様に一時的に絞って中盤のサポートをすることも有効か?

4.まとめ

  • 町田攻撃時3-1-5-1になるのでマークの受け渡しをしっかりしたい

  • 町田は2CBとダブルボランチが守備力と配球力に長けているのでここに捕まらないようにしながら攻撃する

  • 両チーム共に切り替えの速さを意識しているのでより切り替えが早い方が勝利に近づくだろう

  • 直近5試合では1点を争うような接戦の試合が多いため得点しても引かずどんどんチャンスを作り追加点を狙いたい

  • 接戦になった場合セットプレーが勝利へのかぎとなるので前節栃木戦の様な目の覚めるようなゴールを期待したい

2、3位で向かえる佐野兄弟ダービーは弟佐野航大が兄佐野海舟と対戦がしたいと言う理由で岡山入りを決めたきっかけの1つなので是非とも航大には出場してもらって結果を残してもらいたい。また、来日早々ポテンシャルの高さを示しているムークのベンチいりがあるかも注目したい。来週は現在3連勝中で首位横浜FCをホームで向かえるためなんとしてもこの試合を勝利し好調の勢いそのままにホームへ帰ってきてほしい!

5.あとがき

今週も書いて欲しいという要望があったので書いてみました!文才がないのでうまく読者の方に伝わっているか分かりませんが対戦相手の雰囲気だけでも伝わればと思って書いてるので少しでも良いなと思ったりなんとなく町田のことがわかったと思ったら一人でも多くの人と共有したいので拡散してもらえれば幸いです。また、思い付いたことを補足することがあるのでTwitterのフォローしてもらえると喜びます。



疲れた、眠い😵💤⤵️




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