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ややこしいお金に花束を

社会人になって、よく考え込む。
「お金っちゅうのは、ややこしいもんだなぁ」と。

生きていくにはお金が必要であることは言うまでもない。どうしても必要だ。悔しいことに「お金」があったら、大抵のことは解決することが出来たりする。本当は愛とか夢とか希望とかだけで大抵のことを解決することが出来たらと思うのだけれど。そんなに都合はいかないものだ。

稼ぐのは本当に難しいし、大変な思いをすることが多い。もちろん、やりがいや爽快な気持ちで仕事をしていることも確かなことである。うーん、でもやっぱり大変なのは変わりない。

将来に向けて長期投資しているけど、これも「ややこしい」。毎日、減ったり増えたり。長期積立なんだから、見なきゃいいものを。どうせ減ろうが増えようが、心が乱されるのは確かなのに。

ややこしや、ややこしや。
そして、影響力抜群の代物ときたら、目も当てられない。ややこしい。

踊らされたくないし、自分に出来るだけ負の影響力を行使したくないものである。

この生きている素晴らしい世界には、まだ素晴らしくないことも多い。
「30年後の素晴らしき世界」をもっと素晴らしきものにするために何が出来るかと思索に耽る。

とはいえ、悩みは深く、考えは浅い。恥ずかしい。

おお、そういえば、お金っちゅうのは使えるんじゃないか。毎日使うものだし、ややこしいほどに影響力抜群じゃないのか。どうせややこしいなら、社会がいい感じに進むように使うのいいかもしれないな。折角だからね。いいじゃん、いいじゃん!

「この世界の素晴らしくないことを素晴らしくすることを一生懸命しているAさんへ。このお金で出来ることを増やしてください。それぞれですが、一緒に頑張りましょう。」

無力感が拭えないし、孤独に怯える僕。
夢や希望を持った面白いことをしているAさんと同志になれるのは、ワクワクするし、何より愛がある。

お金がきっかけというのもややこしい感じがするけども、素晴らしき世界を作るのに使われるなら、「ややこしさ」も何だか人生のスパイスになりそう。

おお、愛とか夢とか希望とかで大抵のことを解決することが出来る気がしてきた。

今日、コンビニ行って、リサイクル商品縛りの買い物でもしてみようかな。いつもキャッシュレスな僕。今日は現金払いにして、募金箱にお金を入れてみよう。

このややこしいお金に花束を。愛と希望と夢という花束を。

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