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ITオフショア開発会社の仕様書

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シンガポールで様々なオフショア開発会社と連携して開発のお手伝いをしています。オフショア開発会社を上手に活用する方法やベストプラクティスをまとめています。
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

鷲津祥徳へのお仕事の依頼やご相談について

私宛のお仕事のご依頼やご相談、絶賛受け付けておりますので、こちらからぜひご連絡ください。 具体的には IT開発関連 ・IT開発アドバイザリーサービス ・プロジェクトマネジメントサービス ・技術顧問/CTOサービス ・ブリッジSEサービス 経営支援関連 ・海外進出及び海外開発拠点立ち上げ支援 ・PMI実務支援 クリエイティブ制作関連 ・BIM制作アドバイザリーサービス ・クリエイティブ制作マネジメントサービス ・海外制作拠点マネジメントサービス を得意としております。

【自社サービス・受託開発企業様向け】IT開発リソースご提供のご案内

弊社はシンガポール・フィリピン・日本を拠点にIT開発人材を提供しております。 近年はDXや生産性向上が叫ばれる一方で、ITエンジニアは不足し、人件費も高騰しています。IT人材リソースは、大きな経営課題ではないでしょうか。 弊社はシンガポール・フィリピンの立地特性を活かし、潤沢なIT開発人材を安価に提供。お客様の経営効率化に貢献してまいりました。 詳しくはこちら▶ http://bit.ly/36T3POO フィリピン(セブ島)の100%子会社を活用し、日系およびASE

ラボ型ITオフショア開発とは

一般的にオフショア開発はプロジェクト型開発、ラボ型開発、そしてハイブリッド型開発という契約スタイルで開発サービスの提供がされています。 プロジェクト型開発プロジェクト型開発というのはいわゆる受託開発になります。御社にて要件定義から仕様を固めていただき、それに基づいたお見積りを都度ご提出致します。ご了承いただくと開発がスタートするモデルになります。途中で仕様を変更した場合など、その都度見積りのし直しが発生することになります。 ラボ型開発ラボ型開発は一般的な準委任開発(SES

フィリピンでオフショア開発をするメリット

オフショア開発というと古くはインド・中国あたり、最近はベトナムも大きくなってきていると言われていますので、フィリピンと比べてどう違うのかというところをご説明します。 我々も過去にインド・中国のオフショアを使ってきてはいたのですが、なかなかうまくいきませんでした。大きな違いとしてはバックグラウンドが違うというのが大きかったと感じています。文化や宗教、デザイン性や価値観が異なるため、なかなかこちらの意図が通じず理解をしてもらうのが難しかったと感じました。 そういう意味では

フィリピンと英語力

フィリピンの英語力に関しては世界的に認められています。実は母国語が英語のアメリカやイギリスを抜いてビジネス英会話ランキングが世界No1という調査結果があるぐらいなのです。 これはフィリピン人の英語がインド人と違ってきれいな発音であることに加え、ホスピタリティが高いことで丁寧に相手がわかるように話をするというところが高く評価されているためと言われています。 これを利用して、世界中から英語のビジネスが数多くフィリピンに集まってきております。 1つは英会話学校。現地には日系の

フィリピンの若い労働力

フィリピンの英語力以外のもう1つの大きな特徴は、その人口です。 国民の平均年齢は23歳、日本が46歳であることを考えると相当若い国ということになります。この平均年齢はASEAN各国と比較しても顕著であり、ASEAN全体で1位のラオスはまだ日本人がビジネスを始めるイメージがつきづらいような国よりは高いですが、第2位、平均年齢が30歳を超えているベトナムと比べても圧倒的に若いことがわかります。 この特徴をもう少し見てみると、いわゆる日本は釣鐘型といわれている高年齢層が多い状

ラボ型オフショア開発のメリット

ラボ型オフショア開発のメリットは以下の3つだと考えています。 1. プロジェクト開始のスピード 2. 品質 3. コスト プロジェクト開始のスピード1つ目のプロジェクト開始のスピードですが、通常のこういったオフショア企業はプロジェクトが決まってから採用を始める企業が多いです。人員を抱えるリスクを割けるためです。 しかしこの場合、プロジェクトが決まってから採用を開始するので、採用するまでに1ヶ月、採用した人が転職してくるまでに1ヶ月、入社してトレーニングしてプロジェクトに参

オフショア開発におけるプロジェクト運営プラン

オフショア開発でのプロジェクト運営ですが、様々な取り組みが可能になっています。 開発方式開発方式としてはウォーターフォール型はアジャイル型があります。 ウォーターフォール型とは、従来のソフトウェア開発でよく使われている手法ですが、事前に要件や仕様をすべて決定し、それらをいつ・どの期間で・誰がと計画してプロジェクトに線引し、その計画にしたがって開発を続けていくものになります。そのため見積もりやリソースのアサイン、全体スケジュールが把握しやすいのですが、途中で仕様変更があれば

オフショア開発に関するよくあるご質問

ブリッジエンジニアについてブリッジエンジニアってどんな人がいるの?というご質問をよく頂くので簡単にご紹介させていただきます。 現在現地にはブリッジSEを中心に15-20名ほどの日本人スタッフがいます。 ブリッジSEは基本的に元プログラマだったりとITのバックグランドがある人間が対応しています。技術的な会話が十分できるメンバーで構成されていますが、実装上の細かい詳細などになった場合はこのブリッジSEが間に入ってプロジェクマネージャーやテックリードたちと会話して課題の解決に当

セブ島について

セブ島というとリゾートエリア、ビーチ、ダイビングといった印象が強いかと思いますが、空港からリゾートエリアに向かうのとは真逆に行くとシティがあり、当社はその中心街にオフィスを構えております。 シティにはコールセンター企業が集まるITパークと呼ばれるエリアと金融機関やIT企業が集まるビジネスパークと呼ばれるエリアに企業は集中しており、当社はビジネスパークにオフィスがあります。ビジネスパークにはセブ島内No1人気の巨大高級ショッピングモールであるアヤラモールがあり、現地の人はこの

セブ島視察ツアー

日本から直行便でたった4時間でこれるセブですので、最近は気軽に「現地を見てみたい」というお客様も増えています。平均すると月に5-10社ほど視察にお越しいただいております。 現地の日本人スタッフも充実していますので、ご希望の日程と期間で現地視察ツアーを組ませていただくことも多いです。百聞は一見にしかずということで、一度現地で見ていただくのとそうでないのとでは感じ方や社内への伝わり方の重さが全く異なるようですし、実際に当社の雰囲気と現地の熱気を肌で感じて頂ける貴重な機会になった