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✨祖母と私の関係✨

小さい頃から
わたしは、祖母が苦手でした。
人と人というのは、相性があるから仕方ないなと
小さいながらにそう思いながら育ちました。

⁡私が小学校を卒業する年だったかな?
祖母は、お金がなくなると
私の母にお金を借りに来ていました。

⁡今から30年ぐらい前…
パチンコが結構賑わっていていた頃です。
負けた日の夜によく我が家に来ていました。

⁡そして
いつものようにお金を借りに来たある日
私の部屋に入ってきてこう言いました。

「なみ、お金あるでしょ?」
「一万円貸してくれる?」
「来月になったら千円の利子をつけて返すから」と

⁡私の母も貸すお金がなかったんでしょうね。
だから、私のところにきて
祖母はそのように言ってきました。

⁡私は、祖母を信じて
お金を貸すことにしました。



-おわり-


これは、大切な“あなた”に贈る…
わたしの物語のほんの1ページのお話… 📖✏️


〜後書き…〜

私が大きなお金をもらえるのは
一年に一度のお年玉だけでした。

⁡その頂いたお金は
一度に全てを使わずに大切に使っていました。

⁡また、親戚がたくさんいるわけでもないので
一万円といっても当時の私にとっては
何年もかけながら貯めた大切なお金でした。

⁡母は、私がお金を使わずに貯めていることを
知っていたんでしょうね。
祖母には、この後にも何回か貸すことになりました。

⁡たまに、約束の日を過ぎても返してくれないときも
ありましたが、そういうときは必ず母が私に確認をして
祖母に連絡をしてくれました。

⁡こういう光景を聞いて
自分が育った環境ではありえないと
感じる方もいるかもしれません。

⁡普通の祖母と孫の関係ではないですもんね。

⁡だけどね、
そんなありえないことが起きるのが
この世だと私は思っています。

⁡そして、どんな理由だったとしても
祖母がお金に困っていたことに違いはありません。

⁡私が貸すことによって
祖母が家に帰って温かいご飯が食べれるのなら
私はそれでいいと思ったんです。

⁡もちろん、ちょっと不安にはなりましたよ。
返してくれなかったらどうしよう…とか
だけどね、その時はその時だなと
私は、腹をくくってお金を貸しました。

⁡私はね、私を必要とする人を
どうしても無視することができないんです。

⁡目の前に困っている人がいると
どうしても放っておけないんです。

⁡本当になんなんでしょうね…
だけど、それが“わたし”なんでしょうね。

⁡ネジの頭が1本か2本…
いや、ネジさえも
最初からついてないのかもしれませんね。

⁡そんな変わり者の私ですが
これからもどうか末永くお付き合いいただけると
私はものすごく嬉しいです。

⁡そして、ここまで読んでくださり
ありがとうございます。

⁡はい、ではいつものように
最後の言葉を言わせてくださいね😊

⁡はい、🤗
決して怪しい者ではないですからね😎

⁡そして
これからも書いていきます✏️

最後まで読んでくれてありがとう。
Yuzu.yuzu.. “なみ”

2022.07.16. Instagramより


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