鳥の目線になれたら
先日、テレビのバラエティ番組で“よく道に迷ってしまう”という内容の視聴者からのお便りを紹介していました。
私も、初めて行く場所や広い場所は、自分がいる地点や向かっている方向が分からなくなってしまうタイプ、つまり「方向音痴」です。
今はスマホがあれば、現在の位置情報から目的の場所までのルートを簡単に検索できるため、迷うことも少なくなりました。
しかし、駅の構内やテーマパークのように、建物や敷地の内部などスマホでも表示しきれない場所もあります。
仕方なくフロアマップや地図を見るのですが、なかなか理解できなかったり間違った方向に向かったり......。
とくに誰かと待ち合わせする時は、「迷って時間に遅れたらどうしよう」といつも緊張してしまいます。
とにかく入念に下調べをして、それでも当日迷ったらすぐに人に尋ねるようにしています。(結局、人に尋ねた方が早いんですよね。)
そのテレビ番組では、出演者のひとりが
「知り合いに、道に迷わない奴がいて、そいつは“バードアイ”みたいな能力を元から持っている」
と言っていました。
バードアイ、つまり“鳥の目線”で、自分を俯瞰して見ることができるというのです。
何それ!その能力ほしい!
道に迷う時、どうしても目の前の情報に振り回されてしまい、焦りからまわりを見る余裕も無くなってしまいます。
さっきも通った気がするけど、似ている場所なのか同じ場所なのかも判別できないくらい視野が狭くなったり。
鳥のように空から見ることができれば、自分がどこにいて、どこに向かえばよいのか把握しやすくなりそうです。
たしかに地図やフロアマップが理解しづらいのは、平面で描かれていることが多いからかもしれません。
頭の中で立体的な地図を思い浮かべることができれば、現在地もルートも、頭の中で楽に整理できるのでは......。
ただ、これは今すぐ身に付く能力ではなさそう。
初めての場所にすぐ順応できたり、地図を読むのが得意な方は、そのような能力が元から備わっているのでしょうか?
“鳥の目線”で検索していたら、興味深い記事を見つけました。
たしかに、これらの目線になれば、見えてくる世界が変わり、もっと自分のこともまわりのことも把握しやすくなりそうです。
自分の歩む道も、鳥の目線で見ることができたら、こんなに迷うこともないのになぁ、と思った今日この頃です。
2023.03.21 朝
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