掛物、掛けてくれるおばあちゃん
ババ:
「さっと掛ければやってね」
井上:
「なんも、大丈夫」
ババ:
「やっぱし少し寒いべ!掛物、掛ければやってね」
井上:
「なんもだよ。大丈夫」
ババ:
「わたししゃ、あったかい服いっぱい着てるんて大丈夫だばってん、そいとここににくいっぱい付いてるんて大丈夫だばってん、あんたに風邪引かれたら嫌なんて掛物さっともってくるんて掛ければやってね」
優しさのかたまり〜!!
井上:
「んだ。せば掛けてもらうかな」
掛けてくれた毛布はあったかかった。
ばあちゃん、ありがとう。
自分の心配より人の心配をする、ばあちゃん
こちとらまだ20代に対して向こうは90代
体力や免疫機能ではこっちの方が断然高いのに…
そんなこと、ばあちゃんには関係ない。
きっと目の前で若者が薄着で仕事しているのを見てのやさしい思いやり。
ありがとうございます! おいしいものを食べて、エネルギーにします!!