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zoomで事例検討会やってみた

実際に会って開催していた、【ゆる〜く事例検討会】をこんな時なのでオンラインで開催した。参加者は初の試みなので身内感たっぷりの好きな人に声をかけた。

今回は【zoomで事例検討会やってみた】と題して3つのnoteに分けながら書いていきます。


▶︎1.事例検討会をやる理由と他の事例検討会と違うところ

    2.zoom事例検討会の中身

    3.やってみて思うこと

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こんな人に読んで貰いたい

・事例検討会をやろうと思ってる人

・オンラインで事例検討会やろうと思ってる人

・井上弦の考え方を応援したい人

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1.事例検討会をやる理由と他の事例検討会と違うところ

・自分が事例検討会を通じて学びを得たい

・得た学びを好きな人と共有したい

介護の仕事をしていて出会うおじいちゃん・おばあちゃん。日々過ごす中で起きる日常や奇想天外な瞬間って介護職員なら誰しも出会ったことがあると思う。

そんな時「この時ってどうするの?」「これでよかったのかな?」と思う時ないですか?それらを振り返る時間ってとても大切だと私は思います。だた、どう振り返るかも同じぐらい大切。1人で振り返る。職場のみんなと振り返る。あとは職場外の人と振り返る。やり方は色々・・・そんな振り返りの中で今回は事例検討会に焦点をあててお話します。

数ある事例検討会の中でも個人的に開催してるゆる〜く事例検討が毎回多くの学びがあるので是非、共有したいのと今回初のオンライン検討会も素晴らしかったのでここに私が開催した事例検討会の経緯とやり方、感想を順を追って書いてきます。今後事例検討会をやってみようと思っている方。オンラインを使って事例検討を検討してる方にこのnoteはオススメです。


ゆる〜く事例検討会が他の事例検討会と(おそらく)違うところを5つ書きました。加えて私が事例検討会を自己開催しようと思った経緯も合わせて読んで頂けると嬉しいです。

・ファシリテーターがいる

・裏方がいる

・参加者は少数顔見知り(友人の友人ぐらいで構成)

・答えを出す × 場の雰囲気を大事にする ◯

・タイムスケジュールとがっこ茶っこタイム


ひとつずつ解説ーーーーー

・ファシリテーターがいる

→私が以前、参加していた事例検討会は役職が強い人に流されやすく、ファシリテーションに疎い人がファシリをして「うん。今日も良かったね。じゃあ解散」と時間を浪費することが多かった。事例なのに架空の人が現れる事例検討会。事例を出すと「なんでそんなことになっちゃうの!」と上の人から怒られる始末。

検討って物事をよく調べて考えること。また、それでいいのかどうか、物事のよしあしを色々な角度からしっかり考えることをいう。ハズなのに月に1回やることが目的になってしまって内容がなかったり形式的なことが多い(ってか本当、多かった)

しかもファシリテーションをする人が役職がある人(そこの地域の医者・施設長・ケアマネ)でファシリテーションというよりかは自分の意見を言って「これでどうでしょう」とクロージングしてくるのにめっちゃ「?」を感じた。「それはあなたの意見であって他の人の意見ではないハズ・・・」なのに他の人は「素晴らしい〜!」「やっぱりこうですよね」と太鼓持ちというか自分の意見を言わない人が多かった。

※ファシリできない人がダメだ!ではなく、できない人にファシリをさせているシステムに問題があるということ

そんな経緯があって・・・

・自分がやる事例検討会は役職とか関係なくみんなが参加者の事例検討会がしたい

・本当にあったことを事例にして話したい

・フラットな関係で場を作りたい

と思った。そのためには?第三者的な立ち位置で会を進行してくれるファシリテーターが必要だった。(秋田には素敵なファシリテーターいます!)

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上座も下座もない円になってチェックインを行う。毎回こんな感じ

・裏方がいる

今回初めてのzoom(オンライン)開催ということで裏方をお願いした。内容は、ミュートの管理、画面振り、ブレイクアウトルームの作成、タイムキーパーなど、裏方をお願いして、ストレスを感じることなく会を進めることができた。今後もzoom(オンライン)開催では裏方は必須。(ありがとう!)


・参加者は少数顔見知り(友人の友人ぐらいで構成)

オフライン(3回開催)は12人。オンライン(初開催)6人の定員で開催。

なんでか?人数が多いとみんなで場を作ることが難しいから。10人前後なら全員の声と顔が聞こえて見れる。「あ、この話聞きたい」と思ったらすぐに「その話聞きたいです」と首を突っ込みやすい。みんなで1つの話をするのもやりやすい。3人ぐらい分けてたら密な話もしやすい。と個人的に思っているので定員は少なく開催。

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またオンラインに関しては初だったので半分の6人で行いブレイクアウトルームを2つにして3:3で分けた。(詳細は次回のnoteにて)

参加者について

友人もしくはその友人の友人ぐらいに声をかけて開催。

なんでか?「こういう思いがあってこんな事例検討会がしたい!」と話をするに当たって知らない人より知ってる人(井上弦の思いを知ってる人、やってきたことに理解がある人)の方が事前共有をする手間がなく、何より方向性が分かっているので場の雰囲気が良く、「あ、あの人の紹介なら間違いない」「この前話してた人か〜」となって「初めまして・・・」でもすんなりと輪に入ることができる。


・答えを出す ×   場の雰囲気を大事にする ◯

事例を検討したので必ず答えを出す!ことに重きを置くのではなく事例を出そうと思った経緯、話し合う時間、情報なども大事にする場を心がけている。

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アイスブレイクの福笑い。みんな思い思いに顔を作ってく。みんな違ってみんな良い。

・タイムスケジュールとがっこ茶っこタイム

事例検討会をしていて「基調講演が伸びてしまったので5分ずらします!」「ディスカッションが白熱してて時間が足りないので5分伸ばします!!」となんだかんで伸びて伸びて最後がカツカツになり「最後に発表の場に移って行きたいと思いますが時間の関係上1組だけでお願いします」「時間が押しているので1グループ2分でお願いします」のアナウンスが多い(ってかそれは無理だろ。元々は発表後に感想をいうハズだったじゃん)と要はグダグダになることが多い。そもそも、タイムスケジュールに空きがなく2時間ビッチリ、こうでこうでこうだ!と時間いっぱいに詰め込み過ぎが問題。「押しているのでトイレ休憩は3分で」とアナウンスが流れる(この人数に対して時間も短いし、トイレの数もあってないだろ!っていつも心の中で思ってた)なんやかんやグダグダで終わり「隣のグループの発表聞いてみたかったな」「あの人の感想も聞きたかった」とモヤモヤしながら帰路に着くことがあった。

だったら「基調講演とかパネリストのディスカッションとかいらないからもっと事例検討する時間だったり、検討しやすい場を作ることだったり、終わった後にみんなで振り返ったりする時間も込みで設計すればいいのに」とずっと思ってた。

なのでそんな思いを込み込みで開催している事例検討会のタイムスケジュールを組んだ。いつも組んでいるタイムスケジュールはこんな感じ↓

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事例検討会の時間を長くとっている。事例が検討しやすいような場作りを心がけている。また空き時間を故意的に入れること。がっこ茶っこタイムと題して終わった後に時間を多く持ち情報交換の場を設けている。ここでは事例検討会で話したかったんだけど話せなかったこと。気になっていた情報・方法などをお茶を飲みながら話す場を1時間ほど事前に組んでいる。もとより事例検討会の場が心地よい場になるように全力で設計しているので雰囲気、そのまま話すことが可能。

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検討会の振り返りや聞き逃した情報などを確認することができるのがありがたい。




以上が今回【事例検討会をやる理由と他の事例検討会と違うところ】でした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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次回は、2.zoom事例検討会の中身を書く予定です。





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