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絶望の詩(おまけとして「死ぬ権利と安楽死」)

【詩】夢無残

夢無残 恋無残
笑ったらえくぼ、あばたと同じ
行き場所なくて死に場所探す

会いたい人に会うこともない
ゴミ浮かぶ川、汚れたる道
虫のむくろに合わせる手なし

風はぬるく重く苦しく
この胸をふさいでくる
目に見えぬものたちからも
責められているようで

夢無残 恋無残
笑ったらえくぼ、あばたと同じ
行き場所なくて死に場所探す


書いた人:カニロク
柚子ロマのnoteに間借りしている小説書き。

詩「夢無残」は、自分がとても苦しかったときのことを思い出したときに、ふと生まれたもの。にっちもさっちもいかない絶望の心象を形にしたもの。
死に場所を探していても人はなかなか死なないもので。
おかげさまで私は元気なので、書いて残しておきます。


おまけ。
テーマ:死ぬ権利と安楽死

この詩の話とは関係ないといえばないのだが、安楽死をテーマにした記事をnoteがおすすめしていくつか読んでしまった。
なんで読んでしまうのか。たいして読みたくもないのに。
そこは、自分も悩んだことがあれば、こそか。惹かれるのは。

さて、安楽死についてである。
国による安楽死を切望している人は、主には自殺志願者ということになるんだろう。
その人たちが言う「国は自殺する権利を認めてない」というのは、どういうことかと思う。
「自殺する権利」つまり「死ぬ権利」なるものを「誰かに認めてもらう」とはどういう意味なのだろうか。
また、安楽死とは、本当に「国が自殺を認める制度」なんだろうか?

以下は需要があるかわからないし、もしかしたらセンシティブな話になるかもしれない、有料の機能を使って制限をかける。
払い戻し可にできると思うので、興味のある方は読んでみてね。

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