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文化芸術イノベーションリーダー育成プログラム(CIL)に応募してみた話

noteでの発信2回目。
別の内容で下書きを用意していたのに、急なチャレンジが湧いて出てきたので、その内容に差し替え、投稿します。

文化・芸術領域と経営・経済領域とを繋げ、持続可能な「文化芸術事業」を創出するリーダー育成プログラム(CIL)


24日の朝、友人より急に入ってきたメッセージ。応募締め切りの前日、よりによって土日の家族デー。
ただし心が疼いて離れず。何やら根源的に湧いてくる「挑戦したい」という欲求。
直感的にこれは転機かもしれないと、日曜の午前中の予定を飛ばし、夢中でPCに向かい応募しました。


選抜制で倍率が高いようなので、通過できるかはわかりませんが、私自身、良いアウトプットの機会になったので、こちらに一部書いてみます。


どなたかの知識・気づきになれば幸いです。

ビジョン「文化芸術による豊かな感動を全ての人に」に共鳴し、心奪われる

プログラムを提供しているYHIAISM(イア・イズム)社の創業は今年2021年1月。文化芸術領域に特化したグローバルイノベーションファームとのこと。
ビジョンは「文化芸術の豊かな感動を全ての人に」

もちろん同じようなビジョンを掲げる団体は多くありますが、”「文化芸術」と「事業」の建設的融和を実現するために、ビジネスシーンで用いられる戦略ナレッジを文化芸術領域向けにローカライズする”とうたい、DX推進・経済循環やエコシステム等のワードで文化芸術へのイノベーションを語り、ミッションを大々的に掲げた団体を私は知りませんでした。

私自身は「心震える感動を多くの人に届ける♪」を自分のライフテーマと考えてきましたので。詳細は以下の「わたしのキャリアデザインについて」で書きますが、自分の課題感とYHIAISM社の共鳴を感じ、震えました。
ぜひ、YHIAISM社のビジョンと共通するのかどうか実際に参加し、確かめたい・・・

わたしのキャリアデザインについて

学生時代に、文化芸術分野におけるイノベーター人材になることを漠然と意識し、都内SIerの企画職と音楽・アート現場のプロボノ活動をパラレルで続け、約13年。
芸術分野へのキャリアスイッチは常に意識しつつも、本業は・・・成長産業です。やはり面白い。
変化の多い時代を見越し、イノベーター人材育成にも積極的、グローバルビジネス等の学びの機会も多く、優秀な人材に囲まれる・・・大変、恵まれた環境。
本業でのキャリア形成にも興味・関心を持ち、主体的にチャレンジしてきました。

また、プロボノ活動では業務経験が限定的となること、また芸術文化における人材ニーズと、自分の将来目標のアンマッチを感じてきた背景から(イノベーションなどと頭で考える人材は不要、とハッキリ言われた経験もアリ)、
一旦は現場の肌感覚をプロボノで維持しつつ、本業のIT業に身を置き自己成長を優先してきたと考えています。
このような両輪キャリアを上手く活かして、キャリア・ライフデザインできないものか・・・と悶々としてきました。(30代後半になって音楽関係の仲間達のキャリア形成は眩しく、焦りもあったなあ・・・)

今は人生100年時代。パラレル業の考え方も浸透し、自分自身のアイデンティティや、専攻と異なる職種を選択したキャリアについて、肯定的に表現できるようになったと感じます。加えて、
2020年にコロナでの文化芸術の制限を受け、IT技術の重要性を感じ、自分を「IT×音楽」人材と位置付けて考え始めました。本業で所属するグループにおけるテクノロジーや社会への影響力を、芸術文化に応用し、新たな価値提供ができないか?本業でのビジネス経験や事業構築の考え方を活かし、自分なりに貢献できないのか?

もちろん本業は疎かにできませんが、密やかに周囲に相談しながら模索を開始したタイミングで、YHIAISM社のビジョンやCILプログラムを知り、自分の課題感とYHIAISM社の共鳴を感じ、震えた・・・
というわけです。

創業者の方や組織、プログラムなど全く知らなかったので、自分自身のアンテナの低さは、大変お恥ずかしい・・・💦
HPや関連記事を読めば読むほど、私自身はまだまだ勉強不足で情報収集力も経験・知識も足らないと痛感したものの、この出会いに心躍りました。
私をイメージして情報共有してくれた知人に心から感謝します。


文化芸術領域におけるテクノロジー活用について、私が想うこと

応募フォームに想いを打ちながら、プロボノ活動等で感じていた課題感が一気に溢れ、筆が進む自分自身に対して面白さも感じていました。
自分の想いとして、はじめの挨拶を以下と書いてみましたので一部紹介します。

コロナによって、文化芸術がオンラインに移行することを余儀なくされています。 /ただし、短絡的に文化的なイベントを録画した映像のオンライン鑑賞に差し替えてしまうのは、文化・芸術の本当の良さ、真に「心震える感動」「豊かな感動体験」が全ての人に伝わるでしょうか。私は、コンサートホールという場所や、音楽という「他者との共感覚の芸術体験」に魅了された人間として、リアル体験が大変重要だという想いは変わりません。 /一方、新しいテクノロジーを単純に否定することは、良い解決策ではないですし、芸術を受け取る上での最良の状況を作り出すこと、そして体験を共有する可能性を作り出すことに、テクノロジーは役に立つと思います。特に、コロナ禍で育休を経験した私は、家にいながらも"赤ちゃんと主体的に芸術に触れ・参加する"という機会を実現したい、こども達に対して、”芸術より得られる価値を最大化したい”と強く思いました。 /私は長らく音楽業界で活動し、業界特有の人材不足、組織構造、マーケット縮小への閉塞感などの課題を感じ、自らのビジネススキルを高めることによって将来的に貢献したいと考えてきました。今は、それに加えて、このwithコロナの時代、「IT×音楽」人材として、新しいIT技術の活用を検討していきたいと考えています。

同じような思いを持った仲間に出会いたいです。

このプログラムに落選したとて、このような志を持った団体が発足している、仲間がどこかにいるのではないか、という希望。
自分自身のキャリア構築に光が見えたように感じ、嬉しく感じています。

自分の文化芸術に関する課題感や、挑戦したいビジョンの内容は長くなるので割愛。またどこかで触れられればと思います。


お付き合い下さいまして、ありがとうございました。

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