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糖尿発覚のプロローグ~意識消失から初めての救急車

世の中はワールドカップに盛り上がっていた時期。

その時期の私はトイレに行くのに起き上がる事もやっと、脂汗を滲ませながら動いていました。

旦那にはご飯を作ってあげられない日々、痛みを堪えて作ってた日もありますが、いよいよ何も出来なくなって、痛い左股関節を庇う様に右側を下にしてじっと横たわっていただけでした。

2022年11月22日

なんとなく「シャワー浴びたらスッキリするかな」なんて思い、シャワーを浴びるも目眩でクラクラ。

慌てて身体を拭いてTシャツを着たまでは良かったけれど、左股関節が痛くてパンツが履けない!

兎に角リビングに戻ろうと、壁に手を付き、まっすぐに立つと強烈な痛みが走るので腰を曲げ、髪を乾かす余裕もなく移動しました。

横になったらパンツ履けるかな・・・

私は身体が悲鳴をあげているのにも関わらず、そのままコタツの中で横になったところでそれ以降の記憶がありません。

ただ、旦那からの呼びかけには応えていた様で旦那は旦那で「もう無理やり病院に連れていこう」と思っていた矢先の事でした。

2022年11月23日、日をまたいだ頃
呼びかけに応えなくなり、不審に思ったところ私は冷たくなって、変な呼吸に瞳孔ひらきっぱなしの状態でいよいよ救急車を呼んだそうです。

後から知りましたが「ケトアシドーシス

微かな記憶にあるのですが、
眩しく感じる光の中で
「いおりさーん!自分の名前言ってみてー!」

に応えた私、何回も伝えるけど呂律が回っていなかったこと。

「いおりさーん!もう大丈夫ですよー!」

という声、恐らく救命救急士さんの声でしょう。

目では見えてないけど所々の記憶の中で「大丈夫ですよ」の声にどこか安堵したのは確かです。

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