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おすすめ⑦ロシア幽霊軍艦事件
島田荘司さんの推理小説です。
ある日御手洗の元へ女優の松崎レオナから風変わりな手紙が届く。あるファンから届いた手紙に、アナという女性に謝っておいてくれと祖父が言っている。箱根の富士屋旅館にある写真を見れば全てがわかる、といった内容だというのだ。御手洗たちは早速、富士屋旅館に行きそこで心霊写真があることを知る。
その写真には、芦ノ湖に浮かぶ大きな軍艦が写っていた、、自分のことをアナスタシア女王だというアナという女性、そして芦ノ湖に突如浮かびそして消えた軍艦の謎の真相は。
と言ったあらすじです。
島田荘司さんあるあるなのか、事件のことを御手洗さんが知る頃にはかなり年月が経っていて関係者だいたい亡くなってる。という点が占星術殺人事件と重なるのですが。
今回は年月が経っていることに意味がありました。
謎解きの一言目を聞いた瞬間ぶわーっと鳥肌が立ちました。そういう意味が、と。
島田さんの話では実際にある場所、地名、今回はホテルなんかが出てきて、それでより話にロマンを感じてしまいます。もしかしてそうだったのかな?と思わされます。史実は違ったのかも、そうだったのかも今はわかりません。
やるせない部分もあり、しょんぼりもしますが救いはあります。
ぜひ読んでみてください!
#読書感想文 #おすすめ本#おすすめ推理小説
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