恋のキューピッドみあん~りなとちさと~

本編~恋のキューピッド~

私は恋のキューピット事務所を経営している・・・・・・
「みあん!依頼よ!」
そう、私がみあん!120・・・ではなく、10歳。って誰が先に言ったのよ!このパターン、1回目じゃないような・・・・・・。
「速くー。」
この声はお姉ちゃん!
「はいはい、行くよ。」
私は私の部屋を出て、仕事部屋入る。
「すみません。私はりなです。しおりの紹介できました。」
「どうしたんですか?」
「実は私、ちさとのことが好きなんです。後、必要な情報かはわかりませんが、私、鈍いです。鈍感?というものです。」
と、りなさんは答えてくれた。
「実は、私以外にもちさとのことが好きな人がいるんです。エイリーといって。エイリーはクラスの女王で、金持ちで、美人で、私は何をやってもエイリーには勝てなくて。ちさとは班が一緒で。」
「ちさとさんのどんなところが好きだった?」
お姉ちゃんがちょっと意地悪な質問をした。りなさんは黙ってしまった。
「恋は理屈では表せないっていうし。」
私は助け舟みたいな言葉を口にした。
「エイリーに勝てなくても、私はちさとが好きなんです。みあんさん、りあんさん。手伝ってください!」
りなさんが頼んだ来た。
「お客さんの頼みならしょうがないなぁ。」
お姉ちゃんは意地悪な言い方をした。そして、私は最近完成した自信を持てるポーションを渡した。りなさんはそのポーションをごくごくを飲み干した。
「ありがとうございます。」
「では、さようなら。頑張ってくださいね~。」
と私は閉店時刻が近づいてきたから、りなさんを帰らした。

シオンと喧嘩!?

「ねえ、シオン。」
と私。シオンは私の双子の弟。生意気なくせに、学校ではモテている。
「なんだ?」
シオンが答えてくれた。
「あのさ、しおりさんがいっていた男の子ってシオンなんでしょ?」
図星だったのかシオンは肩をギクッと震わした。
「あとさ、しおりさん、どうしてシオンのこと知っているの?まださ、・・・・・・。」
「うるさい!「キューピッド学校」とはもう縁を切ったんだよ!もう関わりたくない!おれは、もうしおりたちのいる「えのき学校」に転校したんだ。これ以上言ったら絶交だ!」
シオンは怒ってしまい、自分の部屋に帰ってしまった。私はショックだった。転校していたこと、喧嘩してしまったこと、相談せずに転校してしまったこと。家で頼りになるシオンが、「キューピッド学校」から転校したなんて。疑問がいっぱい出てくるけど、絶交と言われては、手も足も出ない。

キューピッド学校

私は今、最悪だ。テストは、苦手だ。
1,飲んだ人が騙されるポーションは?
騙されるポーション
2,キューピッドの中で一番有名なのは?
馬志摩子
3,実験道具で欠かせないものは?
キューピッドソング、帽子
ふー、やっと終わった。
「本さん」 「谷さん」 「期さん」 「田さん」 「戸さん」 みあんさん」
あっ私の番だ。テストの結果は50点。卒業だー。

りなさんの様子 仲直り

「ちさと、その、ずっと前から好きでした。付き合って。」
「はい。」
魔法の鏡で見ると、2人は付き合っていた。
「うまくいったな。」
シオンが褒めてくれた。
「この前はごめんな。でも、キューピッドはやめないから。」
私は未来が明るくなったことが分かった。私たちとりなさんたちにはいい未来が待っている。

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