ヴァンパイアのハルカと人間のカイ  ~コラボ前編~

自己紹介

あたしは、ハルカ。題名にもある通り、ヴァンパイア。女子で、11歳。えっと・・・・・・あ、同い年くらいの人の血が好き。後、最近は人間の学校に通っている。人間の食べ物だったら、グラタンコロッケというのが好きだよ。ヴァンパイアは、能力を持っているんだけど、あたしはヴァンパイアとしての身体能力が低いけど、想像したものをすべて現実にして戦えるよ。大体はとげのついたハンマーを想像して、出して戦るんだけどね。でも、できないことがあって、それは、想像で倒しても、現実にできないんだ。まあ、流石に強すぎるもんね。

新しい友達

「ねえ、ハルカちゃん、だよね。」
ピンク髪の女の子が遠慮がちに話しかけてきた。
「えー。そうだけど。」
「私はルア。仲良くして欲しいな。」
もちろん!
「あ、ルアじゃーん。」
とノノッチ。
「野乃花。お久しぶり、かな。」
ノノッチとルアは仲が良かったんだって。
「おひさー!」
とノノッチが元気よく言った。
「国語の予習しようよ。」
とノノッチが私に言った。私は
「いいよー。」
と言ったが、私、国語苦手なんだよね。
「でも私、国語苦手なの。」
「よければ私が教えようか?」
とルアが言った。
「ホント?ありがと。」
「本当?ありがとう。」
私とノノッチの声が重なる。

買い物の約束

「ねえ、ハルちゃん、ルア。」
「「なぁに、ノノッチ?」」
私とルアが聞くと、ノノッチは
「明日、休日だから買い物に行かない?」
という。
「行く!!」
と私が言う。ルアは
「ごめん。明日はミアと家でゲームする約束をしてるんだ。」
と断った。そして、話から抜けていった。そしてノノッチは何故か
「カイー。」
と大声で男子グループで話しているカイを呼んだ。
「なんだ?」
とカイは男子グループの話がから抜けてきて私たちの方へ来た。
「明日、買い物行くから来てよね。」
と言った。私とルアに行った時とは大違い。
「わかったよ。」
とカイが仕方ないと思ったように言う。そして、3人で買い物に行くことになった。

買い物

『テーデン』
と連絡ソフト?が鳴った。ノノッチからだった。内容は・・・・・・ってえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
『ごっめーん_(._.)_今起きたから、買い物に間に合わないかも!!先に行っといて~。あ、2人だからデートになるね~。どこ行っててもいいから^^』
で、デートぉー!その連絡を見終わった直後、カイが来た。
「あ、カイ。」
私がカイに気付いてそういうと、カイが
「おう。あのさ、その服似合ってるよ。」
と言ってくれた。学校でも結構人気だし、女の子の扱いに慣れてるのかな。
「あの、ノノッチが先行っといてだって。」
と私がカイに伝えると、カイは
「わかった。じゃあ、どこから行く?」
と言った。
「文房具屋さん、最初に見ていい?」
「いいよ。」
そして、文房具屋さんを見に行った。
「見てみてー。この鉛筆可愛くない?」
と私。
「か、可愛いのか?男子にはわかんねーな。」
やっぱり、前言撤回。女の子の扱いに慣れてないや。女の子っていうのは共感されたい動物だからね。
「じゃあ次は服屋さんにでも行く?」
とカイ。私は
「行く!」
と言った。そして、ワンピースを見た。
「こんなのはどう?」
そう言ってカイが持ってきたのは、フリルがめっちゃついたピンクのワンピース。結構派手だ。私は
「いや、こっちがいい。」
といって黒い落ち着いたワンピースを選んで買った。

そして、一度外に出ると、ルアが
「どうしよう。」
と何度も言っていた。私はカイを置いて、ルアのもとに行った。
「ルアー。」
私がそういうと、ルアは驚いたように、
「わあっ。私はミアだよ。」
と言った。ミアちゃん?ルアが遊ぶって言ってた子かな。どうしたんだろう。


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