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note一周年迎えたので悪魔になります。~第一章一話~

※この話はフィクションです。

順位は311位。1位は人間やめて神やな。悪魔と結構反対の存在

プロローグ

私はゆずまる。突然、友達からメッセージアプリに連絡が来た。

もう死にたい。ナイフ片手で今持ってる

えっ?大事な友達だったから、その子の意思を尊重することにした。生きてって言っちゃったら、もっと辛くなるだろうと思って。

死ぬの辛い?でも、止めないよ。

と私は送った。次の日、その子が死んだ事が確認された。・・・・・・私は静かに泣いた。お葬式が明日かららしい。私はとりあえず家に帰った。そして、ベットに寝転んだ。
「うぅ、なんでこんなことに。。。」
その途端、眠気に襲われた。

本編

「えっ?」
私が目が覚めると、服装が変わっていた。

「あっ、やっと起きた。後一分遅かったら焼き殺そうかと思ったよ。」
と可愛らしい子。

まって、サラッと怖いこと言った⁉
「あぁ、お前が私のパートナーね。よろ~。」
お前っ⁉可愛い顔に合ってないよ~。じゃなくて、
「パートナー?」
ナニソレ。
「そもそも誰⁉」
色々情報量が多くて聞くのが遅くなっちゃった。
「私?そんなんどうでもいいでしょ、ゆずやろう。」
あれ?ここでもゆずやろうで定着しちゃってる?
「何?嫌なの?名前つけてもらえるだけで光栄に思いなさいよ。」
と名前よくわからない子。
「名前、私がつけてあげる!」
と私は言った。
「は?そんなの余計なお世話よ!」
私はニッと笑って
「そんなこと言わずに~。今日から君の名前は、藍ね。」
と名付けた。私の今日のラッキーカラーが藍色だったから、藍にしたの。
「うるせ~、私にも名前あるわ!」
と藍。
「じゃあ、何で教えてくれないの?」
と私は言った。呼ばれない名前なんて、無いのと一緒じゃん。
「むぐっ。ぐぬぬぬぬぬぬ。・・・・・・いいですよ、藍で。」
と納得した藍。なんで名前が無いのかは聞かなかったことにして。
「死神様がお呼びよ、ゆずやろう。」
と藍。死神様?
「とにかく行ってらっしゃい。」
と藍。私は頷いて、直感で動き始めた。

死神様

「こんにちは、ゆずやろう。」
と死神様と言う人・・・・・・なのかもわからない奴。と言うか私、ゆずやろうで定着しちゃったの?嫌だ~!泣くよ?私。そんなんだったら、絶対泣くよ?
「こんにちは、何の用ですか?」
と私は冷静を重視していった。死神様(仮)は、
「とぼけるのは辞めないか、ゆずやろう。」
と言って私の頭に手を当てた。
スーッと何かが繋がっていく感覚がした。
「パズルが、完成した?」
と私は言った。死神様は
「タメ口は辞めること。じゃ、死の配達のルールはアイツに聞いてくれ。」
とおっしゃった。私は静かに頷き、藍のもとへ向かった。

繋がったパーツ

とっ、とりあえず整理しよう。

・死神様は、この世で一番偉い人
・悪魔の役割は、死ぬ人にそれを報告すること。
・予定通りに行かなかった場合、自ら手を汚しても良い
・ピエロ組のライバルにいる、天使野郎には気を付けること

こんなもんか。天使野郎、ねぇ。。。
どこかで、創ったような・・・・・・。気のせいか。
死神様って、案外ルリノだったりして?

初仕事!

「じゃあゆずやろう、早速刈りに行くぞ。」
と藍。刈る・・・・・・狩るじゃないのが、怖い。
「つべこべ言わずに!」
は~い。
「あっ、標的はっけ~ん。」
と私はのんびりと言った。藍は
「早く殺れ。」
といった。え?聞いてた話と違うじゃん。私が不満げに頬っぺたを膨らませているのを見て藍は、
「アイツの賞味期限はもうないんだ、速く殺れ。」
といった。私は遠慮がちに手を上げ、
「あの~、何をするんでしょうか?」
といった。藍は
「は?適当に手をソイツに向けて伸ばせ。」
といった。私はその、賞味期限切れの人間に手を伸ばした。
あっ、そうだ!なんかでろ!
出ないやwww藍は
「これやるよ。」
といって銃をくれた。怖いよ、撃ちたくない。
でも、、、この人、病気で苦しみ、悶えて死ぬ運命なんだって。
だったらここで楽に死なせてあげた方が良い人生なんじゃない?

””パァン””

「うっ。」
私は耳元で聞こえた銃声に反応した。
うるさっ、これからずっとこの銃と付き合っていくの?
じゃなくて、賞味期限切れの人間!大丈夫かな?血、苦手だから見ないでおこう。
「よくやったじゃねえか。ちなみにだが、これは人殺しじゃない。人助けだ。」
と藍は言った。
「最後くらい、楽に死なせてあげるのが私等の仕事だ。」
と藍。私は頷いた。

報酬

「報酬の説明としては、以上だ。」
そう言われて私は、我に返った。
報酬の内容がコワすぎて、魂がどっかに飛んで行ってた。その報酬と言うのが、

・美味しい血肉
・人間の髪
・呪いの札

どれか一つを選べ、というらしい。一番マシなのは、呪いの札かな。
「ノノノッ、のろいのふゅだえ!」
めっちゃ噛んだ。舌が痛い。
「呪いの札ね、ハイどうぞ。」
と死神様(ルリノかもしれない)がどこから出したのか、禍々しい呪いの札を渡してくれた。私は
「あ、ありがとうございました!」
とお礼を伝え、サッサと大広間を出て行った。

ニンゲンに戻る方法

「ニンゲンに戻りたいのか?」
藍に聞かれた。私は
「そりゃあ、ね・・・・・・。」
といった。藍は
「戻る方法を教えてやる。いいか?このことは誰にも話すんじゃね~ぞ。」
といった。私はこくんと頷き、真剣に耳を傾けた。
「それは、天使と悪魔の忠告屋さんに転職することだ。」
は?天使と悪魔の忠告屋さん?ナニソレ。
「なんか、ダイエット中にケーキを食べたいとき、天使は「辞めなさい。食べるのは辞めなさい」って忠告するだろ?悪魔は「良いだろ、ご褒美だよ~。」って唆すだろ?そういうもんさ。」
うん、そういうものなのか(諦め)
「そこで天使に交渉するんだ、私の代わりに悪魔になってくれないかって。了承してくれたら、ゆず野郎が天使になり、その天使が悪魔になる。
その後に、神様にニンゲンに戻りたいですって言って、OKしてもらえたら完了。OK?」
と確かめるように藍。私は既に目が回っていた。どういうこと?藍は
「後、天使と悪魔の忠告屋に転職するにはニンゲンを94人殺さなければいけない。頑張れと言ったところだ。」
といった。無理無理無理無理!94人も殺せないよ~。

ゆずまるはニンゲンに戻れるのか。
第二話は1365年後!((殴
嘘です、1週間ペースくらいでやります。

ここで速報です。

結構いい結果らしきものが出ました。
・・・・・・は?

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