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美術科高校について②(美術科高校に進学した理由、きっかけ)

前回の
美術科高校について①(美術科高校ってどんなところ?)
という記事では
「美術科高校とは、普通科高校と比較して美術科目が多い高校である。」
と述べました。

前回の記事はこちらから↓

今回は、そんな美術科高校に進学した理由、きっかけを書いていきます。
(自分語りになってしまいます。)


美術科高校に進学した理由

結論として美術科高校進学した理由は
「私に絵を描かない選択肢は考えられなかったから。」
これに尽きるでしょう。

私は物心ついた時から絵を描いていて、ふと
「私から絵を描くことを取ったら何が残るんやろ…。」
となるレベルでした。

運動はからっきし出来ず(水泳が出来るくらいでそれ以外は全然でした)、
5科目(国語・算数・英語・理科・社会)は数学が少しできる位で授業は全然楽しく感じない…。
週に1、2時間の美術の授業が数少ない楽しみでした。

中3の夏ごろまで
「高校に進学してもこんな感じの日々が続くのか…。」
(普通科高校に進学する体で考えていたため)
と思っていました。

しかし、そんな思いを一変させる出来事が起こるのです。

美術科高校(母校)に志望を定めたきっかけ

一変させる出来事、
(母校に志望を定めたきっかけ)
それは
「学校説明会の時に見た、先輩たちが卒業制作に取り組む姿に心を打たれたこと」です。
学校説明会に参加した所こそ私が通っていた高校(母校)になります。

学校説明会に参加したきっかけの1つは塾の個別説明会時、部活の先輩に偶然、会ったことです。
(中2の3学期頃)
そこで下記のやりとりをしました。

🔴私「先輩はどこの高校を志望しているんですか?」
🔵先輩「私は○○高校(先輩の志望高校)を志望してるねん!」
🔴私「○○高校ですか~」
🔵先輩「××さん(私の本名)は高校どこか決めてる?」
🔴私「私は…まだ明確には決めてないですね」
🔵先輩「△△高校(私の母校)はどう?」
🔴私「△△高校ですか…。(初めて聞いたかも)」

このやりとりをした直後は
「そんな高校があるんや」
ぐらいの気持ちでしたが、中3の6〜7月頃になり「近々、先輩が勧めてた高校の説明会が有るな…軽い気持ちで行ってみるか」
と学校説明会に参加しました。


心打たれた学校説明会

学校説明会では、初めに高校についての説明がありました。
(カリキュラムについて、制服について、進路について などなど)

説明が終わって先輩方の卒業制作の作業風景を見学しました。
そこで私が目にしたのは

「自分の作品に向かい、一心不乱に制作に取り組む先輩方の真剣な眼差し」
でした。

先輩方の真剣な眼差しをみた私は
「凄い…!私もここに進学したい!」
と思いました。

「美術はどちらかといえば苦手な人のほうが多い」(私の偏見になります)
というイメージだったので驚きました。

「この高校には美術が好きな人が沢山いらっしゃるんだな…」
とちょっと感動しました。


受験対策に明け暮れた日々

志望校を明確に定めると通っていた塾(一般的な塾)を退塾し、画塾に通い始めました。
(実技試験対策のため)

実技試験の内容は、規定時間内にデッサンと色彩構成を描くというものです。

中学校の授業が終わると週1で画塾に通う
このルーティンを受験が終わるまでの半年間繰り返しました。

画塾に通うと同時進行で赤本で筆記試験対策も行いました。


ついに志望校合格

そんなこんなで試験日がやってきました。
試験日の私は起床時から緊張が止まりませんでした。

長い試験が終えてから合格発表までの1週間は毎日ドキドキしていたかな。

合格発表で自分の受験番号を見つけたときは
「嬉しい!」という感情が爆発していました。

志望校に合格した私は3年間の高校生活を送るのですが、決して平坦な道ではありませんでした。

(ここからは次回の記事に続きます)


最後に

今回はかなり長い記事になってしまい、大変申し訳無いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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