気持ちを切り替えてスタート地点に立つまでが。

わたしは、悩む人間だ。

ひたすら同じテーマについて、悩む。

以前はこれを一人でやっていたので、

時間効率がめちゃくちゃ悪かった。

視点の方向が限られているからだ。

そのことに気づいてからは、

他者に相談することを覚えた。

そこまではいい。

ただ、他者に相談すると、

それはそれで、時間がかかる。

必要な工程なのだ。

ただ、一つ身にしみて分かったことがある。

相談する前に、ある程度行動しないといけない。

ぶつかって表在化した問題に対し、

相談すれば、回答も色づく。

しかし、予測される問題に対し、

どれだけ相談しても結論はでない。

いや、今回は出た。

わたしは、周りにばかり意識をやり、

わたしがわたしの中にいないという、

また、以前と同じ思考パターンに戻っていた。

相談にのっていただいていた方に、

あっけなく、そこをつかれた。

「周りがどうじゃなくて、自分がどうすれば、
どうしてもらえれば、パフォーマンスがでるか。
助けてもらえるとしても、自分で助けを求めないと。」

わたし主導で物事を動かすと決めたのに、

この体たらくである。

わたしは、コミュニケーションをとりたい相手に拒絶されるケースばかり考えていた。

拒絶されてもいいのだ。

たまたま方向性が違っただけ。

音楽性の違いだ。

信じた宗教が違っただけだ。

わたしが相談を受けたときに言うことだ。

だが、

それも、ぶつからないと分からないことで。

予測で話をしても、それは、事実ではない。

拒絶されると決まっていないのに、

予測と事実を履き違えてはならない。

また、思考パターンが戻ってしまっていた。

「整体と一緒で、何回か癖づけないと。
みんなそんなものよ。がんばって。」

そんな言葉を受けながら。

わたしは、また、そして、
まず、行動した。

その反応をみて、また、考えればいいやん。

とりあえず、ボールを投げてみた。

これでいい。

やっと、スタート地点に戻ってきた。