「あけおめ」を送りまくった1月1日

年賀状を書くという風習は日本では伝統のように受け継がれているが、昨年私はお世話になった先生程度にしか年賀状を出さなかった。

小学生の頃はまだまだアナログの時代であった(ように思う)から、年賀状のかわいいデザインを決めて、宛名と住所を確認してポストへ投函というのが師走の私の行動であった。

しかし、ここ数年、私は年賀状は数枚程度しか書いていない。

代わりに何をするかというと、ラインやインスタのDMを使って、かかわりのある多くの人にメッセージを送るのだ。

「あけおめ!ことよろ!」

この二言をトーク履歴の上から順に、無差別に送っていくのだが送っていてふと気が付いたことがある。

「あ、私意外とたくさんの人と繋がりを持っていた」

と。

上手に友達づくりができないことに悩んでいたのだが、今回大量にメッセージを送ったことによって、小学校から今まで、たくさんの人との繋がりが私にあるということを理解した。

送った人の中には、大学生になってから出会って仲良くなった人と、小学校から高校までで出会って仲良くなった人、また、昔はそこまで接点を持っていなかったけど、今連絡を取り合う仲になった人たちがいた。

その時、上手に友達を作れなくても、その時、すごく仲良くなれなかったとしても、時間が経ち、成長し、ふと会いたくなって、連絡を取り、そのまま続いている繋がりがある。

昔の、中学生ぐらいの私に言ってやりたいと思った。

「大丈夫だ!将来、君はたくさんの人と素敵な繋がりを持っているぞ!」

と。

私は、この繋がりたちを大切にしていきたいと思う。



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