詩|屍の一歩前
午後6時57分のホーム
透明の花びらが舞って
骨と魂が散った
仮面を剥いで
鎧を外して
衣服を脱いで
心臓をえぐり取る
マスクを取って
肩パッドを外して
プライドを捨てて
胸の奥をえぐり取る
真っ黒になった僕の右手は
正義に震えて
溢れる水滴と滲んでふやけた
真っ赤に染まった眼前の景色は
現実を映して
流れる幸福と混ざって溶けた
もう、いいや
さようなら世界
はじめまして世界
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午後6時57分のホーム
透明の花びらが舞って
骨と魂が散った
仮面を剥いで
鎧を外して
衣服を脱いで
心臓をえぐり取る
マスクを取って
肩パッドを外して
プライドを捨てて
胸の奥をえぐり取る
真っ黒になった僕の右手は
正義に震えて
溢れる水滴と滲んでふやけた
真っ赤に染まった眼前の景色は
現実を映して
流れる幸福と混ざって溶けた
もう、いいや
さようなら世界
はじめまして世界
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