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私にとって「書くこと」は社会との繋がり。最後の砦。

小さい頃は絵を描くのが大好きな子どもでした。

大人になった今でも絵を描くことは大好き。

でも文字を書くのは好きだけど得意ではなかった。

日記は7年間毎日つけていたことがあるので文章を書くことは(人に見せなければ)抵抗はないんだと思います。

好きなことと得意なことは必ずしも一致するとは限らないもので、私の場合は文章を書くのがそれでした。

大学入試対策の小論文はいつもD判定。

良くてC+判定。

1年かけてB-判定を一度だけ獲得したことがあります。それが私の最高記録。

そんな私がアフィリエイトを始めたきっかけは?

今の会社に入社して1ヶ月で私は妊娠しました。

それはそれは私も周りも超絶驚きました。

スキルもないのに入社してすぐの産休。

というか小さな会社なので産休制度もなく、辞めることになるかもとビクビクしていました。

それでも社長や経理が頑張って制度を整えてくれて、私は産休を取得することができました。

しかしそこからが本当の地獄でした。

スキルなし、貯金なし、夫なし。

そんなお一人様出産。

毎日不安に押しつぶされそうでした。

産休期間に入ってもなお私は仕事を続けました。

働いていないと私の存在意義がないような気がして、世の中から必要とされていないんじゃないかと思って、モヤモヤを振り払うためにとにかく仕事をしました。

そんな恐怖の妊娠期間に、

社長から「ブログやったらー?どうせ暇でしょ?w」と言われました。

それが私とブログの初めての出会いです。

社長曰く「ブログを書くことでライティングのスキルが上がる。SEOの知識もつく。復帰した時に丸腰じゃキツイだろ。」とのこと。

そう言われて

「そうか、会社に行ってなくてもスキルがつけられるのか!やるぞ!」

とまんまとやる気になりました。

ブログを書くことで世の中の役に立てるかもしれない、という希望が芽生えました。

最初の一週間、アクセスは3。

これが現実か…と5秒落ち込んで、もっと勉強しなきゃ!と思いました。

まずはインプットから。

他のサイトの記事を読みまくって、どんな記事が人気が出るのかを徹底的に研究しました。

記事を読むのはスマホがあれば横になっていてもできるので臨月の時にはありがたかった。

インプットができたら人気の出そうなキーワード探し。

キーワードプランナーや競合サイトを参考にいくつかピックアップ。

そのキーワードからネタを考えたり、ネタの中にキーワードを入れたりしながら記事数を増やしました。

そうこうしているうちに出産日。

陣痛で意識が遠のく中、「こんなに出産が辛いとは…この辛さを後で記事にしよう…」と思っていました。

陣痛の間隔もスマホのメモ帳に全て記録しておきました。

意識が朦朧としていたので後で思い出すのは絶対無理だと思ったからです。

そして出産。

一睡もしていなかったので少し眠り、目を覚ましてからベッドに横になったまま陣痛の感想を書き留めておきました。

産後の身体のダメージは相当なもので、ベッドから起き上がるだけでも全身が痛く頭がクラクラして自分の身体じゃないような感覚でした。

そんな中、横になっていても書けるブログは唯一の救いでした。

そして楽しみでもありました。

退院後、すぐに育児はスタート。

慣れない育児。

昼も夜も関係なく泣き続ける赤ちゃん。

助けてくれる人は誰もいない。

一緒になって私も泣いた。

悲しくない時も涙が出たり死にたいと思ったり…今思えば産後うつでした。

そんな中でも少しずつでもブログを書くのをやめませんでした。

毎日毎日泣く赤ちゃんと二人きりの引きこもり生活。

外との繋がりはもはやブログしかありませんでした。

私が書いた記事のPVが伸びれば伸びる程、世の中の役に立っている、私は必要とされる人間なんだと実感できました。

だから私にとって、ブログは命の恩人であり戦友であり、最後の砦でした。

今ではブログがあって当たり前の生活になりました。

あの頃と同じ、「人から必要とされる」という感覚が私を生かしてくれるから。

これからもたくさんの人の役に立てる記事をたくさんたくさん書いていこうと思います。

山村悠月(ゆづき)

#書くこと #ブログ #アフィリエイト #育児 #出産 #生きがい

仕事が好きな熱い心を持ったクリエイターです。 会社に依存するだけでなく、自分のスキルを活かした働き方・生き方を模索中です。 またシングルマザーとして子育て奮闘中ですので「応援してやってもいいかな」と思った方はポチっとして頂けると励みになります!いつもありがとうございます!