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Vol.1 中国で技術格差から生まれる貧富の差を見た大学生 SDGs10

こんにちは、こんばんは、ゆうかです🍦

今回もSDGsに対する大学生の主張を紹介していきます。
Vol.2で取り上げるSDGsの項目はこちら!

「10:人や国の不平等をなくそう」

皆さんは日常生活の中で「不平等」を感じることはありますか?

「不平等や格差って、貧しい国の話じゃないの?」

と思われる方がいるかもしれません。
しかし残念なことに、私たちの身近にも様々な不平等が存在しているのです...。

今回ゲストに来てくださった方は、実際に格差を目の当たりにし、抜群の行動力で自らができることを実践しています。(この後ゲスト紹介をします!)

SDGsに対する具体的な行動だけでなく、その他の大学での活動、夢、人生で大切にしていることなどもお聞きしました。

今回も、SDGsに対する大学生の主張をお伝えしていきます!

▼「SDGs大学生の主張って何?」と思った方、こちらをお読みください!▼

こんな人におすすめ

・SDGs10項目について詳しく知りたい
・SDGsで自分でもできることを知りたい
・SDGsに対して大学生がどのように考えているか知りたい
・大学生活をどのように過ごすべきか知りたい
・大雅さんのファン

1.今回のSDGsの項目について

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今回取り上げるSDGsの項目は「10:人や国の不平等をなくそう」です。
これは「人々の国内及び国家間の不平等の是正を目的として定められた目標」です。10.1~10.7、10.a~10.cの10つのターゲットから構成されます。(▼ターゲットの詳しい内容はこちら▼)

皆さんは以下の事実についてどう思うでしょうか。

「世界で最も豊かな8人が、世界の貧しい半分の36億人に匹敵する」

これは2017年1月に「99%のための経済(An Economy for the 99%)」という名前で提出された報告書の内容です。貧困支援活動をする国際協力団体オックスファムより発表されました。このことから、2017年の時点で、世界の最も豊かな1%の人が世界全体の富の約33%をもっているという現状にありました。多くの国で格差が広がっていることが分かります。

もっと身近な例を挙げると、性別・年齢・宗教・人種・障がい等です。
「育児をする女性が社会進出しづらい」、
「学校で差別に合い、自殺をしてしまう」
等、
日本の中でも不平等は存在していることが分かります。

2.ゲスト紹介

\やっほー!/

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続いて、この10項目について主張してくれる大学生ゲスト、大雅さんをご紹介します。
大雅さんは現在(2021.06.05)大学4年生で、中国語やアジア圏の文化を学んでいます。大雅さんは一言で言うと、「人とのつながりを大切にする行動力ある人」という印象です。

~SDGsの大学生の主張after talk~

こちらのコンテンツではSDGsについてだけでなく、こんなことも聞いてみました!

・ラジオに出演してみた感想
・大雅さんの価値観
・就活での実体験
・就活支援活動
・就活生としてSDGsを推奨している企業についてどう思っていたか
・夢
・上海での経験
・サッカーの審判活動
・リスナーの方にお勧めする今からできること
etc...

正直...とっても楽しかったです(笑)
いつもは台本をもとに収録しているのですが、AFTER TALKは完全フリーでお話しています!
大雅さんの人となりがばっちりわかる内容になっているので是非聞いてみてください!

\サッカーやってます!!/

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3.質問コーナー

このコーナーは、「SDGs大学生の主張」の内容です。大雅さんの言葉をそのままお借りしました。

▼5分でサクッと聞きたい、「ながら」で聞きたい方はこちらをどうぞ!▼

(1)SDGsの印象

「近年もはや、当たり前になりつつある、知らないといけないものだという印象です。もはやSDGsが世界共通言語になっているなと思います。知らないと世界からおいて行かれる。危機感すら感じられると思います。実際あらゆる組織が取り組みに力を入れ始めており、ますます身近に感じるようになったなと感じています。」

(2)10項目に興味を持った理由

「2年ほど前に上海を訪れた際、衝撃を受けた光景がありました。上海のランドマークとも言えるタワーのすぐ下で工事が行なわれていたのですが、なんと重機ではなくスコップを使い人力での作業が進んでいました。過酷な低賃金労働の現場をまさかきらびやかな街の中心地で見ることになるとは思ってもなかったからです。以降、中国はもちろん、世界の貧富の差という問題に注目するようになりました。」

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(3)10項目の中で解決したいと思う具体例

「具体例というのか怪しいんですけど・・・僕自身、技術格差が雇用機会を決定づけ、貧富の差を生んでいると思うんですね。その技術っていうのは教育から生まれる。つまり、教育の機会を充実化させることが根本的に必要だと思うんです。お金の支援とか、商品の寄贈とかって一見いいように思えて、実はその場しのぎというか、でも教育から得られる知識ってまさに持続可能だと思うんです。」

(4)10項目を解決するために行動していること・これから行動したいこと

「すごく漠然としているんですけど、いかに雇用機会を生むか、教育機会を生むかを練っていきたいんです。雇用機会や教育機会を求める人は世界の貧しい国にたくさんいます。一方で日本のように労働力不足な国もあるわけです。地球規模で機会を求める人々の需要と余る雇用の供給をマッチングさせる、そんな仕事をしていきたいですね。4月からはIT系の会社に勤務予定で、そこでは主に東南アジアや中華圏の市場開拓を担当させていただくつもりです。そこでしっかりと市場調査を行ない、世界のニーズ変化をいち早く読み取り、微力ながらSDGsの達成に貢献できたらと思います。」

4.まとめ

「10:人や国の不平等をなくそう」の項目は「人々の国内及び国家間の不平等の是正を目的として定められた目標」で、私達にも身近な課題がある。
ゲスト:大雅さんは、「人とのつながりを大切にする行動力がある人」
大雅さんはSDGsは知らなければならないものであり、その中でも10項目に興味を持ったのは上海で低賃金労働の現場を目の当たりにしたから。技術格差・教育の格差が雇用の格差をうみ、それが貧富の差につながる。そのために就職先で、雇用機会・教育の機会を生み出す仕事をしたい。

\いえーーい/

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大雅さんは「就活をしてみて分かったこともたくさんある」とおっしゃっていました。もし、これから就活を始める大学生の方がいらっしゃれば、
「この企業で自分はSDGsにどう貢献できるのか」「この企業はSDGsへの取り組みを積極的に行っている企業なのか」
を念頭に置いて企業を選んでみてもいいかもしれません。

また、大雅さんのように上海などの海外に行かずとも格差は存在しています。自らが学び、知識をつけることで、その格差に気が付くことができるのではないでしょうか。

これを聴いて少しでも興味を持った、協力したい、もっと話を聞いてみたいと思ってくださった方がいらっしゃれば、ぜひコメント機能を通じてメッセージよろしくお願いいたします。

最後に、このラジオ番組(SDGs大学生の主張)に出演してくださる大学生を随時募集中です!お待ちしております。

それではみなさん、ばいば~い!

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