MRは今後どうなる デジタルマーケティングにJobチェンジした立場から
こんにちは
以前は、MRをしておりましたが、現在、各種業務を経験して、デジタルマーケティング関係の業務をしております
今後のキャリアを考える人に参考になるかと思って記載します
そもそもMRは今後どうなる?
MR認定センターの資料によると、ここ数年で1.5万人近く減少しているのがわかるかと思います。ちなみに、2011年版のMR白書を見ると、MR以外の管理職や他職種を含めると、8万人を超えております。
減少した理由とは、様々な要因があると考えられますが、詳細は、ミクスなど専門誌を読んでいただければと思います
・各企業の合併等の影響
・パテント(特許)切れ等による利益減少に対する影響
・デジタルやオンラインへのシフト(プロモーション等の変化)
出典は、MR認定センターのデータを改変し、上記グラフ化しております
デジタルマーケティングのニーズ
その中でも、デジタルマーケティングは、製薬業界でもニーズはあり、もし、この業界から違う業界に転職したい。という場合でも、いったんスキルを身につければ、他業界へもスキル・経験を活かせると考えられ、この記事を記載します
1:今後もニーズが増える・重要性が高いと想定
まず、製薬だけではなく、幅広業態でのデジタルマーケティングの可能性について記載します。多くの企業が重要性を感じており、ニーズは高そうな様子です
~95%以上の企業が「デジタルマーケティングの重要性」を感じる時代に~
デジタルマーケティング実施状況についてアンケート調査
2:各社のオンライン専任MRなどの配置
一部のメーカーは、デジタル専任MRを配置しております。製品知識やMR資格は必須のため、MRの知識・経験だけでなく、デジタルマーケティングの1つとして経験値もつめそうです
3:面談が困難施設や希少疾患など、MRだけでカバーできない先への利用
こちらは、2とも関係がありますが、最近の薬剤は、慢性疾患から、ニッチな領域・希少疾患なども増えております。その中で、オンライン専任MRだけでなく、デジタル全般の戦略・計画実行をできる人材は求められると考えられます
デジタルマーケティングってどんな仕事?
それでは、でジタルマーケティングってどんな仕事でしょうか
主に以下3つに分けられると考えられ、上2つが医療従事者向け、3つ目は、患者さん向けで、対象が異なります
・自社の医療従事者向けサイトの企画・運営・管理
・ブランドメンバーとして、自社・サードパーティーを利用したプロモーション
・患者さん向けの疾患啓発活動(患者さん向けwebサイト・LINE・アプリ運営)
どんなスキルを持っていたら良いか
MR時代のスキルが何が応用できたのかも書きたいと思います
(過去記事転記です)
・コミュニケーション能力
一番は、コミュニケーション能力。
逆にちょっとしたこともメールで終わらしたりする人もいるので、
そこは反面教師だと思っています
・対応力
いつもMR活動の際は、一人が多く、その場で判断する必要がありますが、問題が発生しても自分で対応しようという対応能力
・疾患・製品知識
製品のプランニングも感覚値ではなく、エビデンスやデータに基づいており、場合によっては競合含めた疾患・製品知識が求められます
・プロモーションルール
薬機法や社内外のルールは、MRとしては常識でも、知らない人は知らないことが多いです。このベース知識があるのは、強みポイント
いかがでしょうか。
今後ですが、具体的な資格面でのスキルを書きたいと思います(ニーズが少なかったらやめときますが)
なぜなら、未経験で入ると、マーケティングの経験や知識がないと対応できない点や、技術やデータ知識がないと対応が難しいものもあるからです。
もし、入ったとしても最低限必要な資格・知識を書こうかなと思ってます。
ぜひ、いいね。お願いいたします。
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