フォロワー1000の私が学生エバンジェリストアワード準グランプリになれた理由。
以前本noteでもお知らせいたしましたが、先日私は「学生エバンジェリストアワード」というコンテストに出場し、準グランプリという名誉ある賞を頂戴いたしました。
はてさて以前のnoteで出場に至った経緯を書いたのですが、今回はどのように投票期間を過ごしていたのかと。そんなことを書いていこうかと思います。
目次といえないレベルの目次
随分と前に応募し、もはや応募したことすら忘れてふらふら免許の講義を受けていたのですがファイナリストに選ばれたことを知ったのは投票開始の3月13日の前日、3月12日。
翌日に日本一周していた時にクラウドファンディングのリターンにした全国のゲストハウスオーナーさんの人柄をまとめた「ひと本」のミーティングをするため、デザイナーの大塚誠也君の住むモテアマスというシェアハウスに前泊してた時でした。
本、できました。出版イベントを4/16に行うので、こちらもチェックいただければと思います
メールの通知がきまして。
あれーなんのメールだ
ろ
ファッ!???
(((明日から投票です)))
え、すっかり落ちてたと思ったアワードに最終まで残ってるし、しかも
投票期間明日からかよ!一週間みじけーよ!!ええええ!
しかも他に選ばれたメンバーを見ると
スポーツ選手、若手起業家、ピアニストにライターさん。
ほんとに、ほんとにすごい同世代があまりに煌めいていて。
みんなそれぞれ活動をしっかり行なっているからフォロワーさんも多くって、言葉に影響力を持った俗に言う「インフルエンサー」だな、という方も多く。
こんなにすごい人達がいるんだな、みんなやりたいことが明確にあって、すごい努力をしてきたんだな。
でもそれに比べてわたしは日本一周しただけだよ、発信力もないよ、誰でもできることじゃん。こんなにすごい人達に敵うわけがない…
そもそも投票ってどうやってしてもらうんだろう?とにかく知り合いにメールを送りまくる?Twitterでバズってる人にリツイートしてもらう?
と、なまじ諦めかけたのです。
でも、改めて開催概要をちゃんと読んで。
私は、日本でたくさんの人たちにお世話になって、何がしたいと思ったんだっけ?
地方で出会った素晴らしい人達。みんなはなんて言ってたっけ…?
こんな遠いところに来てくれてありがとう!この街のいいところを知ってほしい!そして、そして、
また、友達を連れて帰っておいで。
そっか。
私がしたいこと、それは、
私を起点にこの素晴らしい人たちの元へ訪れる若者を増やしたいんだ。
そこからは、やることは定まりました。
わたしは、私ができる方法で真心を持ってこのアワードに挑もう。
▶︎ひたすら応援してくれる人と頑張る自分自身と、向き合った。
本アワードの最終選考は、一般投票が評価基準でした。
わたしはSNSフォロワーが多い有名人ではありませんでしたし、「支援したことで自分に大きなメリットがある」人でもありません。
そりゃ、私も福山雅治が投票してくださいって言ったら投票するよ…でもそんな影響力はねえや…
でもどうして、一般投票でこんなにたくさんの人が支えてくれたのか。
それは、楽なコピペを避け、足をひたすら動かしたことが大きいと思います。
よく、LINEやfacebookのグループとかを見ていると「○○コンテスト最終選考まで残りました!投票してください!」というメッセージがよく知らない人から流れてくるじゃないですか。
あれ、嬉しいですか?
いや、友達が自分の所属してるグループに送ってるならいいと思います。でも明らかにコピペの文を手当たり次第いろんなグループに貼ったり個人でも貼ったり、、って
いや、誰やねんお前
ってなるし、コピペされてる文を読んでも何もアツいものを感じないのです。
人にされたいと思うことをことを、あなたがたも人にしなさい
小学校からキリスト教系の学校に通い続けたたわたしの校訓は、聖書からの引用です。
私が応援したいと思う人、それは応援してくれる人とまっすぐ向き合って自分を曝け出してくれる人だ。
最終目標、私は自分の大好きなゲストハウスに行ってくれる人を増やしたい。それなのにコンテストコンテストでとらわれて、私自身の印象を落としたら元も子もないんじゃないだろうか?
だからコピペとか、シェア祭りとか、そういう「楽かもしれないけど誰かに嫌な思いをさせるかもしれない手段」を全て捨てました。
その結果私のしたことは二つです。
1.友達に1人ずつ自分の言葉で自分の取り組みを伝える
まずはこれに尽きました。自分のであったゲストハウスオーナーさん、地方で出会った人、友達。
みんなにそれぞれぽちぽち指を動かして今回の取り組みを説明しました。
そして、一人一人に今一番頑張っているプロジェクトだから応援してほしいと伝えました。
私はクラウドファンディングを行った時も、お願いをするときは一人一人に電話をかけたりしてました。
それが投票であれ資金的な援助であれ、多くの人に楽にするお願いよりよっぽどずっと一人一人にお願いする方が頼り頼られの対人関係が生まれることから心地よいと思います。
私が投票してもらいたいのはTwitterでも、LINEでもありません。その先にいる、ひとなのです。
2.とにかく足を動かし頑張りを笑えるネタ化する
そして、もう一つ。その時私はゲストハウスだったりスナックだったりシェアハウスだったり、とにかく自分が大切だなと思う場に足を運び、一人一人に頭を下げて投票をお願いしてました。
それと並行に、Twitterでのつぶやきにいちいちリンク付けしたり投票投票言ったり、もはや「投票して欲しい状態」や、頑張りをネタに昇華しました。
おおふざけである
これにもやっぱり理由はあって。
どうせ頑張るなら頑張ったことを笑って応援してもらえるようになりたいと思ったからです。
今回の投票期間すごく自分が心掛けていたことは、「頑張ってる」ってもっとずっと表現していいしそれに対するハードルは低くあるべきだということです。
頑張ってる様子は見て欲しくない、結果だけを見て欲しいという方ももちろんいらっしゃるかとは思いますが、私は承認欲求の塊みたいな女なので、頑張りは見て欲しいし「よくがんばったね、って頭を撫でてほしい!」って思っちゃう人間なんです。
ただここで「頑張りを言わずとも察してもらいたい」ってこと?と思われがちですが、私はなんだかそれがすごくむず痒い感じがするのです。
頑張りは評価されるべきものですがそこまで注視してもらい気づいてもらいたいって、うーん、人はそこまで他人に興味ないと思うんですよね。それを求めるのも違うなぁと。
頑張ったら頑張っただけ頑張ったんだよ!って言っていいと思います。ただその方法を誤るとすごく見返りを求めた行動のように見えてしまう。
ある種の逃げの手段とおもわれるかもしれませんが、わたしは頑張りを「笑顔で行うことで笑ってもらえるネタにしてしまう」という方法を取りました。
せっかく頑張りを評価してもらって投票してもらうなら、その目の前の人をくすっと笑わせた方が、みんな幸せだよな、と。そう思うのです。
みんなまた宣伝かよ〜笑笑と言いながらも笑ってくれて、こいつ頑張ってるんだよ、と広げてくれました。それがとても嬉しかった…
どんなことでも頑張ることはかっこ悪いことじゃないし、頑張りをアピールするのは、決して恥ずかしいことではありません。愚直に頑張れば、見ててくれる人はいます。
▶︎ハードルが低い挑戦を、本気で笑顔でやりきる。
てなわけで、選挙期間の議員さんばりに草の根で投票をお願いした甲斐もおおきく、晴れて準グランプリというありがたい結果を頂戴することができました。
今回西脇さんの選考での評価で、「楽しくないと続けることはできません。それを徹底している姿を素晴らしいと思いました。」「今村さんの笑顔の表情を評価する」と、仰って頂きました。
私はそれを聞いて、あぁ、1番言ってほしいことを言って頂くことができた
と感じたのです。
休学しないでゲストハウス日本一周。
才能やスキルなんて何一つ必要のないことを、私は昨年本気で取り組みました。そしてそれは心から楽しかったのです。だから自然と活動中は笑顔になりました。
別に、心がけてるとかじゃありません。そもそも私は嘘がめちゃくちゃド下手な素直マンなので、嫌なことがあったらガンガン表情に出ます。
これはクリスマスイブだというのに修行をさせられた愛媛県での様子(たのしかったです)
私はだれにでも真似してもらえるようなことを本気で楽しみ、笑顔でやり切った。それが自分の魅力だったと思うのです。
きっと私のプロフィールを見た方は、そんなすげーことしてないじゃん。って思うかもしれません。
そうなんです。全然私だからできたこと、じゃない。
▶︎わたしは、エバンジェリストなのかもしれない
「こういうので選ばれる子は元々すごいんだよ」「世界が違うんだよ」「ものすごい努力をしてるんだよ」
私が最も取っ払いたかったセリフであり、かつての「なにものでもない、今村柚巴」自身も言っていたセリフです。
でも今回本アワードに出場し、自分も含めファイナリストの皆さんを見て、違うんだよ、って知ってほしかったんです。
みんな、だれも意識高い系なんかじゃない。
ただ自分の大好きなことにガチりすぎるオタクたち
それが本アワードのファイナリストの皆さんだったと思うのです。
インフルエンサーマーケティング、Twitterのフォロワー○○人、今の時代はいろんないろんな、知名度とか影響力を数値で見る時代です。
基本人と相撲のようにぶつかる私はあんまりそれが得意じゃなくて、とある友人に相談したのです。
そしたら。
こんな回答が返ってきて、ああ私は大切な友人を持ったなぁと思いました。
言葉や数字に追われすぎず、誰かがちょっとでも心を動かしてほしい。そういう存在というものそのものがエバンジェリストでありインフルエンサーだなと、思ったりしたのです。
さあこれからどうしよう。どうやって私は今の私を楽しもうかな。考えるだけで、わくわくどきどきしているのです。
改めまして、主催の皆様、こんなに名誉ある賞をありがとうございました。これからも精進していきたいと思います。
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