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介護職の上手なキャリアプランの考え方7選介護歴12年の介護福祉士が語ります

介護職のキャリアプランの基本の考え方を紹介します

・転職
・キャリアプラン

というものは人生を左右する出来事の一つです。

それゆえ転職やキャリアプランを間違えることが怖いという人も多いかもしれません。

私自身介護の仕事をしてきて12年、転職6回経験しました。

転職をして
・よかったこと
・悪かったこと

を含め、人より多く経験してきました。

誰かに相談するにしても
「転職エージェントは全員介護を経験してるわけじゃないので、細かな悩みに寄り添ってくれるか不安」
「友達・職場の人に相談して、ちゃんと自分に合う転職できるか不安」

という声は多いかもしれません。

私はそのような悩みを持ち、
「自分のことは責任持って考えよう!」
と思い、自身で転職を選んできました。

この記事を見ることで
・介護職の転職の軸となる考え方
・長く続けられる仕事選び

について参考になる記事を書くことで皆さんにとって有益な情報になればと思い、記事にしました。

よかったらご覧なってください。

1. 自分のしたい介護のあり方を考える

自分のしてみたい介護のあり方をしっかり考えることが大事です。

介護の仕事と言っても
・在宅サービス…訪問介護、デイサービス、ショートステイ、小規模多機能など
・施設サービス…特養、グループホーム、老健、有料老人ホーム、サ高住など
・病院

・社会福祉法人、株式会社など会社の種類の違い
・正社員、派遣社員などの雇用の違い

としたい仕事や対象にしているお客様の違いが大きく異なります。

まず、自分がしてみたい介護はどこにあたるかをしっかり検討すべきです。

自分にしてみたい事ができない会社に居続けてもいいように会社に利用されてしまうことになるかもしれません。

自分にとってキャリアアップできない会社にいてもつまらないし、利用されている風に感じているなら居続けてもメリットは少ないです。

仕事で全部したいことはできるとは限りませんが、できるだけ近づいたものであるほうが自分にとって有益であることは多くなります。

正社員であるとどうしても会社の意向に合わせないといけません。

なので、自分のしたいことに近づいたことであることが重要です。

2. 長く働き続けることがメリットだけと考えない

長くいることが介護士にとってメリットとは言えません。

「自分がやってない仕事は不安で転職できない」
というよりは
「自分のしたい介護は何か」
に耳を傾けることが重要と私は考えてます。

長く働き続けることが給与などが全てプラスになるとも限らないです。

私は過去にリーダーに昇格し、自分に置かれる職場環境がだんだん悪化して、
「給与が良くてもやりたい介護でないと仕事は楽しくない!」
「職場の環境が悪いと働きにくくなり、ストレス!」

という不安があって人に相談できず、苦しい経験があって、ずっといる事が正解とは思っていません。

人生の長い間、同じところでキャリアを築くことも大切かもしれませんが、自分のしたい軸で考えてた方が幸せにつながると考えてます。

・どういう事が不満であるか
・どういうことをしたら介護をずっと関わっていけるか

を自分で真剣に考えると辛い状況を抜け出すヒントになるはずです。

3. 転職のメリット・デメリットを理解する

転職は全てがメリットになるとは限りません。

デメリットもしっかり理解しておくべきです。

<メリット>

・転職をすることで自分のやりたい役職ができる
・自分の理想に近い職場を選べる
・介護技術を学べる機会が増える
・福利厚生が良い職場を選べる
・会社で関わりたくない人から離れられる

<デメリット>

・転職の回数が多いと履歴書に傷がつくかもしれない
・元いた職場に戻れなくなる
・人間関係、会社のキャリアが一から始まる
・自分にとって相性の良い職場とは限らない

と言った事が転職する上で注意する事が多いかもしれません。

4. 会社の就業規則を把握する

就業規則をしっかり見ておくべきです。

会社のルールに沿って、会社は対応します。

例えば
・退職するなら何ヶ月前
・副業禁止

など様々な決まりが書かれており、場合によって退職時、揉め事がでてしまうなんてことはあります。

同じ介護の世界で働くなら良い辞め方をしていた方がどっかで会う可能性は0とは限りません。

就業規則は従業員がいつでも見返せるようにしている事が大体なので、めんどくさがらず熟読しておくべきです。

5. キャリアプランは自分で考えるべき!

どこで働いていても自分のキャリアの築き方は自分で考えておくべきです。

キャリアの築き方は会社で用意してくれるかもしれませんが、自分に合ったものとは限りません。

「楽だからここにいよう!」
といった考え方が危ないです。

会社が経営不審で倒産なんてないとは限りません。

いざ転職と言ったときにちゃんとしたことをした人を雇用したいと企業は考えています。

しっかりキャリアを築いた人を給与を多く上げれる機会は増えますし、築いてなければ以前よりも給与は低くなるかもしれません。

自分の軸はどこかは考えるべきと私は考えます。

介護業界が人手不足であってもメリットがある人でないと難しい場面があるかもしれません。

6. 企業のいいところを言えるようになる

・転職したい職場
・今いる職場

のいいところを言えるようになることが大事です。

結果、このことが就活で役に立つ事ができ、働き続ける理由にもなります。

例えば
・友達に介護職の人がいたら職場のいいところ・悪いところ含めて話す
・仲の良い会社の上司を作って、この会社にいて良いことや年収について話す

と面白いかもしれません。

自分にとってメリットがあるかの目安になり、間違えの少ない転職に近づけます。

7. 介護職以外で活躍できる場所も考えておく

介護職以外で頑張れる場所を作ってもいいと思います。

日本は少子高齢化が進み、より介護の現場で働く事が企業が少なくなり、難しい場面もあるかもしれません。

今の仕事だけにとどまらず、介護で培った経験を活かす場所も考えてもいいと私は考えます。

介護職は他の仕事と変わった仕事ではありますが、どこかで活かせる場面は出てきます。

・福祉用具専門相談員
・福祉住環境コーディネーター

など介護の現場以外で活躍できる方法やそれ以外でもできることはあるかもしれません。

なので、仕事以外の時間をそういうことに使うことをお勧めします。

もしそれを使った仕事でなくても知識や経験はどこかで役立つはずです。

求人サイトを見て、自分がやりたい仕事や興味ある仕事を探してみることもお勧めします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

自分のキャリアを考えて、転職をしてみると自分のやりたいことが分かり、人生が豊かになります。

仕事を人生の3分の2関わらなきゃいけないので、長い目で見て考えてもいいかもしれません。

皆さんの参考になれたら嬉しいです。

これからも介護にまつわる話をしたいと考えてますので、よかったらご覧なってください。




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