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「ピンチをチャンスにする!」怪我をした私がこれからの介護の向き合い方を真剣に考えた話

健康であることが大事!

介護歴13年目になる介護福祉士です。

ここ最近の投稿頻度が減っていた理由とこれからどのように取り組んでいきたいことを綴ったブログになります。

このブログを見ることで何かの参考になれたらと思い、投稿しました。

よかったらご覧なってください。

介護中に怪我をした

端的にいうと左足の5指を骨折しました。

原因は利用者様の移乗介助時ベッド下の鉄柱に左足の5指をぶつけてしまいました。

痛みが一日中続き、内出血がひどくなり、病院に行きました。

医者からは指を骨折したこと、骨折箇所を動かさなければ大丈夫と言われました。

激しい運動や重めな移乗介助のある仕事は控えるようになりました。

当初は深く考えず、仕事できるならいいと前向きに頑張ってました。

怪我は心を蝕んでしまう

初めは仕事できるならいいと思ってましたが、
・指に負担をかけない働き方に気を遣うようになった
・指を1箇所使わないことによる普段以上の勤務後足全体への疲労感
・日常でも走れない、爪先立ちできないなどの制限がある

そういった事が積み重ねていくうちにストレスが徐々に溜まってきました。

治るだろうと思っていたのですが、医者に経過がよくないので、完全に治るか分からないと言われることもありました。

そういったことから仕事をやり続けていくことの不安や運動できなくなるかもしれないことの絶望を抱くようになりました。

怪我は心を蝕むことに気がつきました。

体の怪我はメンタルが不安定になる

怪我をして不自由になるとメンタルも不安定になってしまいます。

仕事中は悩みを忘れて頑張れる事ができますが、
・「これから先どうやって生きてけばいいだろう」とすごく考え込んでしまう
・公園でキャッチボールしている親子を見て、今の自分はできないと落ち込む

など平常心を保つことは大変です。

頭がぼけーとしてしまい、仕事のミスも多くなり、仕事が楽しくなくなりました。

そういう自分が嫌になってしまい、メンタルがとても不安定でした。

このままではいけないと思い、今の状況をどうにかするために自分の目標を考え直しました。

介護の仕事は心身ともに健康が大事

改めて思うことは心身ともに健康でないと介護の仕事は難しいと思いました。

介護は肉体労働なので、健康でないと仕事、プライベートに支障がでます。

人間は徐々に老化してしまい、介護職の仕事もできなくなるリスクがある事も痛感しました。

そんな中考えたことはケアマネや生活相談員といった現場から離れた仕事ができるようにシフトする目標設定をしました。

今の職場ではそういうことは難しくそのようにできる会社の就活をして、内定をとってからは気持ちが安定してきました。

この経験を利用者目線で活かしたい

気持ちが安定してから
「簡単に気持ちが分かると言ってはいけない」
と注意するようになりました。

結局のところ不自由になった人でしか分からない痛みやストレスはあるので、もし私がそのように言われたら
「本当にそう思ってるの?」
と不信感を持つかもしれないと考えるようになったからです。

利用者様は私以上に様々な不安やできないことのストレスを抱えているので、気持ちの配慮を考えた言葉選びをする重要性に気づきました。

安易に気持ちが分かるとは言わず、傾聴する姿勢を考えた声かけを意識して仕事することを考え直しました。

まとめ

介護の仕事は肉体労働なので、怪我をするリスクは隣り合わせです。

今が大丈夫であっても他の仕事ができる選択肢や介護現場以外での仕事のことを考えてもいいと思います。

これからも介護にまつわることを配信しますので、よかったらご覧なってください。


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