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「介護力が身につく!」介護施設を12年働き、メリット・デメリットを包み隠さず語ります

他職種、スタッフと関わり、介護力を伸ばせる!

介護業界ほど幅広いサービスがあり、どれにするか悩む事が多い仕事はなかなかないと思ってます。

思い返すと就活している時はネットが普及し始めたと言え、
「知りたい情報が載っていない!」
「実際の職場の情報は何か?」

といった情報は実際職場に行かないと難しかったです。

なので、いろんな施設さんの施設見学を毎週行きましたが、
「自分に合う職場はなんだろうか?」
と頭を悩ませ、面接まで積極的にできませんでした。

現在ではネットで数多くの施設の情報や介護の情報はありますが、実際職場に行き、イメージと違ったということも少なくないと思います。

私自身数多く就活をしていて会社様に申し訳ないですが
職場で大切なことを言っていることが現場でしっかり反映されているかと言われると100%反映している職場は少なくありません。

実際は人員不足などの理由でなかなか実現が難しいなどの事情があるからです。

どこを見ればいいかというと
「介護施設にはどういうメリット・デメリットを把握する」
ことです。

数多く介護サービスがある中、私が選んだのは介護施設がでした。

私が介護施設で働けているのはメリット・デメリットを受け入れていた部分があったからです。

介護施設を選んだ理由とメリット・デメリットを知ることで転職、就活に参考になる内容になればと思い、記事にしました。

よかったらご覧なってください。

1. 自己分析をする

①自分の性格とスキルをまず考える

・人見知り
・コミュニケーション力が低い
・介護未経験

でした。

個人力が必要とされる仕事はなかなか難しいと考えてました。

②自分にとって楽しいと思った経験を考える

・マックのアルバイトした時、接客している時
・小・中・高・大学の部活動をすることが好きだった
・チームワークが取れている時が楽しい

でした。

集団の中にいる事が苦でなく、楽しいと考えてました。

以上のことから
「未経験であってもフォローしあえるような働きやすい職場が向いている」
と思い、就活してました。

2. 介護施設の魅力5選

①多人数ケアができること

介護施設の1番の良さは
「他職種・スタッフと多く関われること」
です。

つまり
・未経験であっても他スタッフ・他職種から学べることが多い
・未経験であっても他スタッフと一緒に仕事をするので、不安が少ないこと
・利用者さんの相性が悪くても他スタッフのフォローができる
と言ったメリットがあるので、個人力は低くても仕事はできます。

お互いの良さをみて、仕事をする中で、学ぶことが多いです。

②行事・レクを楽しめること

利用者様は施設に暮らしているため、家にいると同じです。

その中で、施設に大切にしてるのは行事やレクをしています。

つまり
「利用者様と一緒に生活を楽しみたい!」
「レクリエーションを学びたい!」

といった事ができると言ってもいいでしょう。

なので
・私生活に生かす事ができる
・レクをすることで他施設でも活かしやすい
といったこと事ができるメリットがあります。

③施設内の繋がりを持ち、研修が充実している

担当するフロアの中でもつながりが大体になってしまいますが、内部研修の取り組みが多く、同じ施設内でもフロア以外の繋がりを持てます。

自分のフロア以外の人と関わることで
・仕事仲間が作れやすい
・他サービスの人がいたら実際どうか話する事ができる

などと言った事ができると言ってもいいでしょう。

たくさんの人がいる分、話が聞くことができ、学ぶチャンスは多くなります。

④たくさんの利用者様を見れること

利用者様が多いだけ、利用者さんの病気、薬、介助などを学べる事が大きな利点です。

介護施設の経験があると言っても担当した入居者の数が多い方が介護知識は多いと思います。

また他職種・他スタッフから様々なアプローチを知り、他の施設にいったとしても活躍できると言ってもいいでしょう。

⑤夜勤の分だけ給与はよくなる

給与は夜勤手当がある介護施設の方が多くなる傾向が強いです。

「夜勤が苦でない」
「給与が多い方がいい」

という事であれば介護施設の方がいいかもしれません。

3. 介護施設のデメリット5選

①チームワークが苦手な人には向いてない

介護施設ではお互いを尊重する働き方を求めるためそれが難しい人は嫌われやすいと言ってもいいかもしれません。

多人数ケアができるは多く学びが多い分、人との衝突もあるかもしれません。

一人で仕事をするわけじゃなく、チームを思い合う姿勢がないと職場はギスギスしやすいです。

学んできたことは人それぞれ違い、どこを優先しているかなどは人それぞれです。

お互いの良さを見つけ、尊重し合うことは大事と私は思います。

②24時間365日仕事があること

利用者様が施設で暮らしているので、夏季休暇などと言ったことはありません。

逆に言えば仕事は常にあって、仕事がないと困ったことは少ないと言えます。

・パートであれば好きな時間と日にちに合わせやすい
・派遣社員であれば好きな時間を選ぶ事ができる
・カイスケのワークシェアリングを活用したはたきができる

と言った自由な働きができるのも介護の特徴と言ってもいいかも知れません。

高齢化社会、どこの介護施設でも人員不足なので、介護の仕事がなくなることはそうはないです。

正社員であれば希望休暇は2〜3日はとれるので、平日休みがとれやすく、人混みの少ない時に休日がとれ、ライブといったイベントに合わせやすいメリットがあります。

③人数不足があると激務になりやすい

病欠などといった欠勤が出るとどうしても弱いです。

でもこれはどこの会社行っても同じといってもいいでしょう。

激務になりやすさで懸念するよりは自分にとってメリットが多い職場であるかを考ることお勧めします。

残業や病欠があってもメリットがあればなんとも思いません。

④夜勤しないと給与が多くならない

もし正社員で働くなら給与は夜勤の回数分に比例してしまうことかもしれません。

介護施設は大抵夜勤手当はあります。

夜勤で働くくらい体が健康でないと給与に苦労しやすいです。

介護で働く条件として健康の体であることかもしれません。

⑤個々の能力が伸びてないと辛くなりやすい

基本、未経験でもできる仕事と言いましたが、結果的にチーム力として個々が伸びてないと苦労しやすい傾向が強いです。

未経験と経験浅い同士のチームだと
・どういうケアがいいか
・困った時にどうしたらいいかわからない

など苦労は多いと言えます。

ある程度しっかり介護知識・経験が持った人がいないとチームが崩壊しやすいです。

どこの業界に行っても同じ苦労はつきものです。

どういう人と関わって仕事をするかが大事と私は思います。

尊敬する人また一緒に働いて楽しい人がいるとどんな時でも
「頑張ろう!」
と思うはずです。

逆にそういう環境だからこそ学ぶことは多く、人として成長することはたくさんあるチャンスと感じます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

どこに行ってもメリット・デメリットがあり、自分に向いてるかどうかよく検討することです。

今の職場がたとえ辛くても自分が働くことのメリットをしっかり向き合うことが長く働くことの秘訣と私は考えています。

これからも介護にまつわる話をしていきますので、これからもよかったらご覧なってください。


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