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クリエイティブについて考える

インハウスデザイナーとして、ひとつのサービスのデザインをしていると、ひとつひとつの制作物のデザインももちろんクオリティを担保する必要があるけど、全体のトータルでみたブランディングも必要になってくる中で、視野の広さが消えかけてしまう危機感があったので、自分の心に留めるためにメモ的に残しておくことにした。

なにが大事か
ブランディングを守る、けれども時代に合わせた変化も必要、たぶんユーザー心理は、ブランディングへの共感性=同じクリエイティブを続けることでは必ずしもないと思う。新しい変革のなかで軸がしっかりある、そこにほんとのファンは付いてくれる。こちら側は、常に新しいものを提供し続けて、ユーザーを飽きさせてはいけないし、古い、と思われるサービスの価値は、終わっていると思う。

柔軟な変革の為に
スピード感、時代を察知する能力、センス、決定力が重要になってくる。
チームが同じ意識をもたないと、なおさら崩れが生じてくる。

同じ意識をもっていない場合、どうやったら行動できるのか
クリエイターでないひとにクリエイティブを納得のいくかたちで説明する能力をめちゃくちゃに磨くべきだといまさら気づく。感覚、感性だけでは伝わらないし、立場上弱く、決定的な根拠がない、ところがやっぱりクリエイティブの弱みの部分にいつまでもコンプレックス意識を持っていたり、だれかが助けてくれるだろうという姿勢でいるのがよくない。

生活の楽しみ展の凄み
売っているものは、去年売っていたコンテンツ+新しいものだったけど、去年売っていたものを違う見せ方で売るのが上手いな、と思ったのと、誰かしらない名前の人だけど、◯◯◯さんの◯◯、みたいなブースタイトルで世界観をつくることで、「お、なんか長いことそれ一本でやっているすごい人の作品が並んでいるんではないか」、ってう期待感、付加価値ハンパない。

時代が変わってきている
そうやって、決して高くはないものがどんどん売れていく仕組み作りをしているほぼ日さんはすごいと思った、イベントにいくことで、新しい、最先端の場所にいるような感覚、自分もなにかここのものを買って、新しい自分をつくるんだ、という気持ち、滞在時間2-3時間ほどなのに異常な満足感、高揚感、やばい。
たぶん、みんなお金を持っているけど、使い方は、かなり慎重、でおしゃれとか、一歩先をいった気持ちになる、とか、気持ちも一緒に買える感覚こそが今っぽいと思う。


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