勝手に…令和の就活#3『自分のやりたいことが見つからない…』
皆さん、こんにちは、こんばんは、おはようございます。西島です。
さぁ勝手に始めた令和の就活。
気軽に、気楽に、楽しく、ゆるく伝えていきます。
いいですか、『気軽に、気楽に、楽しく、ゆるく』です。
前回はこんな記事でした。
今回は『自分のやりたいことが見つからない…』について。
よくある質問の1つで、本当に頻繁に受ける質問…
多分、これは色々な考えがあると思うのですが…
僕の結論は一つです。
『そんなに簡単にやりたいことなんて見つからないよ』
ってことです。
さてさて、もう少し噛み砕いて話をしていきますね。
世の中には情報が溢れまくっている
SNSが普及したおかげで、『あの記事見ましたよ!』という学生や『会社情報を見てきました!』などちゃんと調べてくる学生が非常に増えた。
中には、『前からお会いしたかったです!』という情報を事前にインプットしすぎてまるでアイドルにでも会うかのように喜ぶ学生もいる。
本当に嬉しいけどただの頑張っているメンズなのでご理解を…笑
事前に準備をしていくことは本当に大事だし、それだけ時間を作ってくれていることはすごく嬉しい。
現代を生き抜く学生は生まれて、意識ある頃からYahoo!やGoogleが当たり前になっていた。何かをする前にインターネットを駆使して、情報収集するのがすごく上手な世代だと思っている。
留学に行きたい。
と思ったときにいきなり空港に行く人はいない。
インターネットで、『留学』というキーワードで調べる人がほとんどだと思う。
就活も一緒だ。だいたい就活始めるときは自己分析だ!ってなる学生が多いが、どうするか?
『就活 自己分析』
とPCに入れ、調べる。それがやりたいことが見つからない要因の一つだと思っている。
むちゃくちゃ情報が溢れすぎているからだ…わかりやすく情報過多になってしまう…
やりたいことが決まっているのはバンドマンか野球選手しかいない…と思っている。
一つ、カミングアウトしておくと、僕も学生時代、何がやりたいことかわからなかった。
新卒でANAを選んだのもやりたいことがなかったから、安牌に逃げた。
それくらいの感覚だった。
もちろん、その後、後悔しまくったが笑
だから、やりたいことを見つけるのは本当に難しい。
ただ…一つ、僕はずっと不思議に思っていた。
『自己分析に一体、何時間かけたのか?』
頑張ったとしても数十時間、数百時間くらいが妥当だと思う。
が、就活時は多くの学生が20年近く生きてきている。
さ
・
す
・
が
・
に
・
虫が良すぎないか…笑
20年近く生きてきた人生を数十時間程度でしっかり軸が定まるほど振り返られるわけがない笑
20代でやりたいことが見つかっている人は素晴らしいけど、僕が知っている限り、バンドマンか野球選手しかいない…
だから、ブレるし、迷う前提で自己分析はした方が良いと思う。
「ブレたらダメですよね?」とか「迷ってます」とネガティブに捉える人がいますが、大丈夫。
だいぶ上の社会人が迷うことも多々ある。
マリッジブルーという言葉があるように、結婚を決めて、ハッピー絶頂なのに、迷いが生じる大人がいる。
背景はわからないが、一度引退したのに現役復帰をする新庄選手もいる。
結婚や、プロ野球引退などは迷いに迷ってした決断だったと思うが、それを覆すことも多々ある。
人生なんて迷う中で決断をするから楽しいんだと思う。どうせならポジティブに捉えたほうが良い。
やりたいことが見つからなくても大丈夫だから明るく元気に生きようってこと。
先達はあらまほしきことなり
では、何が大事なのか?
諸説あるが、「どんなときに幸せを感じやすいか?」を考えることが大事だと思う。
何がやりたいかを見つけるのが難しいのであれば…
『何をしてる時が楽しいか』
『なぜこの判断をしたのか』
やってきたこと、判断したことの背景を考えるようにしていけば少しヒントが得られるかもしれない。
大学に進むと決めたのはなぜか?
なぜその大学を決めたのか?
たしかに、なんとなくかもしれない…
偏差値高いところに行きたかったのかもしれない…
でも留年だってできたはずだし、海外大学でも良かったはずだし、高校卒業して仕事をすることもできた。
いやいや、考えつかなかったっすよ。と言われるが、
それは自然に選択肢を除外しているだけじゃないだろうか。
その除外をした理由がきっとあるはず。
現に就活サイトを見ながら、興味があるものとないものを自然に振り分けている。そこの背景に意外と自分が大事にしているものが眠っているかもしれない。
歩んできたその人生にきっと意思決定の背景がある。
だから、やりたいことが見つからない人は無理して探さなくて良い。
自分の過去にしっかり向き合って欲しい。
これからあまりにも使い古された言葉を恥ずかしげもなく言う。
覚悟して聞いてほしい。
キャリアの語源は「carrus(車輪の付いた乗り物)=轍」から来ていると言われている。つまり、キャリアを探すためには轍を見ていくことが第一歩ではないだろうか。
とどっかの人事が言っていた。受け売りすんません。
僕は人と向き合うって仕事が好きだなと思ったのは30歳になってからだった。
死ぬほどきつかったリクルートのインターンシップのメンターをした帰りの新幹線で眠りにつく直前にそんなことを思った。
その数時間前に、学生たちの前で、
「これから先、魂を込めた仕事をしていきます」
と宣言した。インターンシップの名前がスピリットという名前だったが、よくできているな~とも思った。
あぁ、仕事って面白い…そう思ったのはその時が初めてだった。
迷うことは本当に大事。でも思考を続けることがもっと大事。
結びとして…かの有名な孔子という人物がいる。その人が…
「吾、十五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従えども、のりをこえず。」
と言っている。人生に対して迷わなくなったのは40歳と言っている。
とんでもなく頭が良い人でもやっと40歳になって人生に迷わなくなったと言っていた。多分、人生はそんなもんだ。
大丈夫、僕はプライベートは迷いに迷ってまだ独身を貫いている。
仕事では徐々に迷いがなくなったが、プライベートはまだまだ迷いだらけだ。32歳になってもまだ精神的に立てていない。
孔子先生すみません。僕の天命はなんでしょうか…?
それではまた明日。
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