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防災用品としての「スーパーカブ」

最小単位の動く発電所

バイクは災害時の移動手段としてだけでなく、USB電源があるとスマホの充電ができ、ネット回線が生きていたら情報も入手できる。それ以外にも明かりと熱も手に入る。移動ができ、USBでスマホが充電でき、明かりがとれ、排熱による暖もとれれば災害時かなりうれしいと思う。

目の付け所が静岡ですね

ヤマハやスズキの工場がある静岡では行政マンの普通二輪免許を所有している者のみで結成される静岡市オフロードバイク隊(通称:SCOUT)なる組織があり月に1回の頻度で訓練を実施しているそう。さすがバイクをたくさん生産している県。目の付け所が静岡県ですね。大阪市もこんな組織作ればいいのに。


災害時にこそ『スーパーカブ』

災害時にとても活躍できるバイクですが私はその中でもHONDAのスーパーカブを推します。その理由は以下のとおりである

・燃費が良い
・小回りが利く
・構造が単純で多少の損傷なら修理できる
・キックでエンジンがかかる(長期間乗ってなくても動かせる)

引用でなく目立つために囲んだだけである(笑)

スーパーカブは発売より半世紀が経過しておりますが、どの年代をかえばいいのでしょうか?災害時に役立つという意味であればどの年代のバイクを購入してもいいと思います。その理由を下に記載しておきます。
※少し前までキャブ車の方が災害時は優れていると思ってました。

インジェクション化前か後か

2000年代よりスーパーカブは吸気系を従来のキャブレターから、優れた始動性&スムーズな走りなどに寄与する、電子制御燃料噴射システム「PGM-FI」を搭載。アクセルの開閉頻度が多い市街地における燃費を向上。寒い朝などの始動を容易にし、スムーズな発進加速も実現している反面。電子部品化によりバッテリーがあがるとキックでもエンジンがかからないと思われがちですが、実はスーパーカブはインジョクション車でもバッテリーがなくてもキックでエンジンが始動するのだそう。パチパチパチパチ。

カブはキックペダルでエンジンをかけれるので長い間乗っていなくてバッテリーがあがってもキックでエンジンをかけることができます。カブに限らずオートバイのエンジンはバッテリー点火とフラマグ点火に分かれます。
バッテリー点火とはスパークプラグに火花を飛ばす為の電源をバッテリーから取ってます。
フラマグ点火と言うのはフライホイールマグネット点火の略。
要するにエンジンの発電機から直接点火の電源を取ってます。
そのお陰でバッテリーが上がっててもキックすればエンジンが掛かるんです。半年カブに乗ってないからエンジンがかからないという心配はありません。ただし、バッテリーがあがった状態で走行するのは、ライトやウインカーなどが薄暗くしか点灯してないこともあるので法令違反になることがあります。しばらくアイドリングしてから走りましょう。

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カブ(カブ以外のオートバイでも可)にUSBソケットをつけて移動もできるし、スマホの充電ができると災害時に活躍すること間違いないと思います。
カセットボンベ式の発電機が10万円以上しますがカブは程度の良い中古車なら10万円以下で入手可能です。
災害対策にカブ。いかがでしょうか?私はコロナ禍でのバスの代替移動手段としても必要だと思い購入しましたが、災害時に空は飛べないし、過去、未来には行けないが、多少の悪路走行できて、スマホ充電でき、明かりと暖が取れるスーパーカブは災害時ドラえもん以上に頼りになると思います。

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