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【ドチャベンレポート】MAKOTOインターン玉井「おれらがやらねで誰がやる!」

はじめまして!MAKOTOでインターンをしております玉井宏貴です。

今回は秋田県湯沢市で9/17~19に行われたドチャベン、現地プログラムについてご紹介します!実は湯沢市には小野小町が住んでいたという伝説が残っています。そのため今回「美人」がテーマとなったプログラムなのです。

実は私自身、秋田県東成瀬村という、湯沢市の隣に位置する村出身であるため、今回のプログラムに特別な思いをもって参加しました。

このブログから

・ドチャベンの現地プログラムがどういうものなのか

・秋田出身の学生である私が、このプログラムを通して考えたこと

の2点を考えていただけると思います。

1.ドチャベンとは、現地プログラムの概要

そもそもドチャベンとは「土着ベンチャー」の略であり、世界トップクラスで人口減少が進む秋田県(鹿角市、湯沢市)で起業する挑戦者を、全力応援するプログラムです。

「セミナー・現地プログラム」「ビジネスプランコンテスト」、選抜されたチームが参加する「起業家育成プログラム」の3部構成で、田舎発の事業創出を目指します。

そして現在、11月23日に行われるビジネスプランコンテストの参加者大募集中です!10月31日まで申し込み可能です。湯沢、鹿角それぞれの地域で1位になった場合、優勝賞金として100万円が贈られます。

本来このドチャベンは秋田県主催で、株式会社ハバタクさんが事務局をしていますが、今回湯沢で起業家支援事業を行っているMAKOTOが、サポートとして湯沢のプログラムを地元の方々、地域力ワークスやまもり、そして湯沢市役所と合同で企画、実行しました。

詳しくはこちらから

http://www.dochaben.jp/

今回ご紹介する「現地プログラム」は、秋田県湯沢市を肌で感じ、現地の方と巡ることで、実際行ってみないと分からないことを学び「ビジネスプラン」を創出する目的があります。

それも、ただビジネスに使えそうな場所を巡るだけでなく、地元で活躍している起業家に出会ったり、地元のおいしい食べ物を食べたり(熊鍋も食べました!)ととても内容が盛りだくさんです。

それでは、現地プログラムでどんなことが行われたのか、写真を交えてご紹介します!

1日目

湯沢市岩崎地区起業家訪問

参加者交流会

ヤマモ醤油高橋泰さん

ヤマモ醤油7代目の家業を継ぎながら、自身の得意分野である建築にも力を注いでいます。泰さんは「この地元に伝わる歴史を自分なりに解釈し受け継いでいくことが大切だ」と語り柱一本一本や庭の造形に大きな思いを持ってらっしゃいました。

momotoseさん

岩崎地区にあった倉を改良した、落ち着いた空間のカフェです。女性のお客さんが多数を占めるそうで今までなかった新たなニーズを獲得しています。インテリアにもこだわりがあり、気に入ったものは同じものを注文できるそうです。写真に写っている美人は経営者の沓澤さん。今回のプログラムのテーマ「美人」にふさわしい方ですね!

夜には参加者同士で交流するBBQが行われました。あいにくの雨の中でしたがお互いの思いをぶつけあうことが出来たのではないでしょうか。

2日目

湯沢市秋ノ宮地区の視察

秋の宮地区は温泉を民家一軒一軒にひくことが出来、大きなビジネス材料になりそうです。写真の建物はかつて卓球の福原愛選手が合宿を行った施設です。

視察の後は3日目に向けてビジネスプランの構築が行われました。

3日目

ビジネスプランの発表

3日間を通して参加者それぞれが湯沢(特に秋ノ宮地区)発でどのようなビジネスを展開できるかを発表しました。中にはもうビジネスとしてすぐにでもできそうな案を作られる方もいました。

参加者全員で記念写真

参加者、湯沢の経営者、湯沢で様々な活動をしている方が相互に対話を深めより良い刺激となったようです。

2.今回のプログラムを通して感じた事

「秋田出身として自分が何かの力になりたい!その第一歩にしたい!」その思いで今回プログラムに参加しました。この三日間を通して次のことを強く思いました。

「地元を知っているふりをしていた」

秋田に十数年住んで仙台に学生として現在住んでいます。その中で地元秋田にネガティブな印象を勝手につけている自分がいました。「少子高齢化だから~」とか「自殺率一位だし~」などと。「地元はこんなものだ」と勝手に決めつけて伸びしろから目を背けていました。

しかし、今回地元湯沢を本気でよりよくしていこうとする人に出会い、熱い思いを聞いていくことで「地元だからできること」「地元にしかできないこと」により一層目を向けることが出来ました。

特に高橋泰さんの「これまでの伝統を我々が歴史からくみ取り受け継いでいかなければならない」という言葉は、特に感銘を受け、自分がこれからどういう思いで地元を盛り上げていかなければならないかという考え方の基準になりました。

(湯沢恒例の締め「1,2,3,ダー!!!」)

3.最後に

私は今20歳です。何でもできます。

生涯を通じて「秋田に貢献したい」という目標を掲げたときにやはりまだまだ自分は地元に自分の力を還元するには能力不足であると感じます。

今回のプログラムを通じて「地元を活性化する」という大きな目標の中に「その地域に合ったビジネスを展開する」という方法があることを実感しました。

俺らがやらねで誰がやる!自分が秋田を変えるんだという意気込みで頑張っていきたいと思います。

今回の「ドチャベン現地プログラム」、学生として、秋田出身者として学びを得ることが出来ました。

「直接言って直接聞く」。とても原始的な方法ではありますがこれ以上素晴らしいものもないのではないでしょうか。

そしてドチャベン現地プログラムの参加者の中から、将来の湯沢を輝かせるビジネスプランが出ることに期待しています。

インターン玉井がお送りしました!

(湯沢駅で発行してもらえる「ビジン」、「ビナンシ」証明書と記念撮影)

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