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昨年は、小型船舶免許を取ってみた

 昨年は、いくつかの資格取得に挑戦してみた。講習を受けて最終確認の試験に合格するだけで手に入れられる緩いものもあれば、そこそこ真面目に勉強しないと受からないものもあった。

 金銭的な負担が大きいだけで、別に持っていても何かの役に役に立つ訳でもない。運転や操縦するのに必要な資格は、日常生活に全く必要はない。ただ、年齢を考えると、自由に身体を動かせる最後のチャンスかもしれないと思い、大枚をはたいて習いに行ってきた。

二級小型船舶操縦免許

 まずは、2月末に東京・芝浦にあるモーターボートの教習所に2日間通い、「二級小型船舶操縦免許」を取得。初日は、朝の9時から夕方の5時位まで法規などの学科講習があり、最後に修了試験があり合格。翌日は、朝の9時から午後3時頃まで、東京湾で2人1組でボートに乗っての実技講習。休憩を挟んで、実技試験を受け、合格。

特殊小型船舶操縦免許

 モーターボートに乗れる二級小型船舶免許に合格したので、ついでに水上オートバイに乗れる免許が欲しかったので、5月に別の教習所へ。学科試験は、zoomを使ったオンライン講習。二級小型船舶免許を持っているので、学科が一部免除。3時間ほどの講習だが、オンラインだったので、最後の方は眠気との戦いだった。この日は試験はなし。
 
 実技講習と試験は、3日後、千葉県市川市にあるマリーナで実施。出席者は自分1人のみで、午後1時頃から講習。最初に学科試験。30分ほどの試験だったが、5分ほどで終了。問題集を徹底的に丸暗記したのが奏功、見事満点。

 学科試験終了後、1時間ほど、陸上点検の講習と試験。その後、江戸川に出て、1時間ほどの実技講習と実技試験を経て合格。水上オートバイに乗れる「特殊小型船舶操縦免許」を手に入れた。

特定小型船舶操縦免許

 船舶の免許にも、釣り船や観光船など、商売として船を操縦する場合、車の二種免許のような「特定小型船舶操縦免許」が必要になる。車の場合、一種免許を取得してから何年か経験を積む必要があったり、バックでクランクや八の字運転をするなど、相当な運転技術が求められる。

 船舶の場合、そんな必要はない!船舶の二種免許である「特定小型船舶操縦免許」は、朝から夕方まで、講習を1日受講するだけで、取れてしまうのだ。これには、驚いた。

 小型船舶免許では、長さ24メートル未満で、総トン数20トン未満の船を操縦できる。24メートル未満といえば、学校などの25メートルプールとほぼ同じ大きさだ。自分の手足のように自由に操れるかは別として、そんな大きさの船を操縦できてしまう。
 
 「特定小型船舶操縦免許」を取得できる教習所は限られており、開講回数も限られている。水上バイクの免許を取得した後、ついでに「特定」免許も取ってしまおうと、申し込みをしたが、満席続き。ようやく予約できたのが、8月末の講習だった。

 講習代金は、11470円。場所は、横浜で、朝の8時50分から夕方の5時まで。船舶の安全などについて、座学があり、北海道の知床遊覧船沈没事故などについても話題に上った。最後の1時間ほどが実技講習。実技とはいっても、船に乗るわけではなく、講習会場で救命胴衣の付け方などを学ぶなど。最後に試験があるわけでもなく、講習を真面目に受ければ、夕方には、「特定」免許を入手できる。

 車の免許と同様、免許証には、「二級」「特殊」「特定」と資格が増えるごとに、記載が増えていく。
「二級」→「特殊」→「特定」と立て続けに免許を取得したが、新しい免許が追加されるごとに、免許を書き換える必要があり、そのたびに、海事代理士に手続きを依頼したので、代行申請手数料がかかってしまった。自分でもできるが、手間がかかるので、丸投げしてしまった。
 
 次は一級船舶の資格を狙っている。一級の場合、実技はなく、学科のみ。教習所は受講料が高い。船舶免許を取ってみて、要領が分かってきたので、独学でやることを検討中。ただ、海図を読むなどの専門的知識が要求されるため、ある程度、まとまった勉強が必要。船舶免許取得する時、健康診断が必要になるのだが、1年間は、その時の結果が有効のため、2月末までには、何とかしようと思っているのだが、うまく時間の遣り繰りができるかどうか。

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