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『光る君へ』と『虎に翼』とだらだらしてる私の話

今期のNHK大河ドラマ『光る君へ』と朝ドラ『虎に翼』、面白いよね。
『光る君へ』は毎週欠かさず、『虎に翼』は時間が合ったときにちょくちょく見ている。
どちらのヒロインも知性と教養があって自立心に溢れていて気持ちいい。

そんな彼女たちをただただ楽しく眺めている私はどうだろう、と振り返ってみる。
40代既婚女性である私は、大学卒業後から現在に至るまでずっと正社員を続けている。転職を経ていまが2社目。けど、別にバイタリティがあるわけじゃない。
仕事よりも自分のプライベートの方がはるかに大事だ。正直、評価とか出世とかどうでもいい。やれる人がやってくれ。
そろそろ上のランクにチャレンジしろという圧が来てるので、目標設定やらプレゼンやら作ってるけど、やってるふりだけでやる気はない。
仕事なんてどうでもいい。金のために働いてるだけ。いますぐ非課税10億くらい空から降ってこないかな~~~~。

たぶん『光る君へ』や『虎に翼』のヒロインたちのような人が近くにいたら、へーすごいじゃん、私は関係ないけど~、で終わってしまう。
勇気づけられるとか、発破かけられるとか、そんなのない。
そうそう私もこういう苦労してきたんだよ…という共感もあんまりない。
がんばれ~って思うだけだ。

でもこうやって、他人事のようにだらだら見てること自体が、先人たちの努力の成果なんだろうと思う。
女の身でだらだら気楽に働いて、だらだら気楽にテレビ見ている。
何を気にすることなく、毎日適当に過ごすことができている。
これって、たぶん、とてもハッピーなことだ。

そんな風に先人たちの功績を大変ありがたく思いながら、私は今日もだらだらと仕事している(していない)

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