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なぜロシア?

入院生活も慣れてきて、2-3日中に行われるはずの手術を待つばかり。
どうか予定通り、速やかに終わって、早くおうちに帰れますように。。

2018年7月、初めてロシアに来た。モスクワーサンクトペテルブルク8日間の会社の報奨旅行だった。本当にすごく行きたくなくて、私より適任者いますとかいってみたけど、行かせてくれるって。一応嬉しい素振りしてたけど、まったく興味なかったから予備知識的なのも一切なく。イヤイヤ出発日を迎えた。諦めも早い方なので、LCCかと思う様な機体のS7(シベリア航空)にがっかりして、もう楽しむしかないような気持ちになってた。ノボシビルスク経由でモスクワに到着。
普通に都会で、なんかそんな悪くないかも。だった。イメージはソ連時代の灰色でスーパーは常に品薄、そこからアップデートできてなかったのが功を奏した。寝台列車でモスクワからサンクトペテルブルクへ。駅をでた瞬間、微かに潮の香りがするような、高くて広い青空、ヨーロッパな街並み。すごく好きだと思った。
建物の美しさに感動し、トイレの汚さに辟易し、もうそろそろいいかなくらいで旅は終わった。もう一生来ないともまた来るとも思わなかったけど、なんとなく最後ではない気がして、楽しかったけど寂しくなかった。
その2-3か月後に、招待してくれた会社が1人募集してるときいて、行く事にした。とはいってもリモートでパートタイムの仕事だけど。10月にビザの準備始めて11月上旬に、会社に辞める事を伝えて、12月に一旦実家に引っ越して、12月末にまたS7でモスクワ経由サンクトペテルブルクへ。S7は当時JALと共同運行便があって、JALで快適な旅立ちとなった。

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