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【私的読書生活】その重さが愛おしい

鞄が重い。
いつでもたいてい重い。
最近、お年頃で痛い肩にはやや負荷が高いくらいには、常に重い。

理由はわかっている。
本が入っているからだ。

荷物になることはわかっているのに、携えておくことはやめられない。

入っている本。
1冊ならいい方だ。

役所や病院等の待ち時間がある時なら2〜3冊。
ちょっと遠出をする時で3〜4冊。
1泊以上する時なら5冊以上。

普段、持ち歩く鞄にも必ず2冊は入っている。

そして、まぁ、もちろんそんなに読めるわけはない。

せいぜい読めて数10ページ。
たいていが2、3ページ。

思っていたより用事が早く終わってしまった時など、喜ぶべきはずなのに、なんでもう少し混んでないんだと、筋違いに口惜しくなる。

先に述べた普段の鞄の中の本に至っては、もう何ヶ月も積読ならぬ持読状態だ。

鞄の中のマストアイテムは鍵と財布と携帯、そして本。
本好き、読書好きの方なら、そうそうと頷いてくれる方も多いはず。

どんなに重かろうが、かさばろうが、電子書籍ではだめで、紙書籍。
おそらく暇つぶしのためのものではなく、安心のための御守りに近い。

そういう意味では、むしろ重い方が、持っている実感が湧いたりして、荷物を少なくするつもりで持ち始めた小さめに鞄がはち切れそうという本末顛倒が生じることも。

そして、本はそのまま鞄に入れると傷みやすい。
必然的に本を持ち歩くためのブックカバーが増える。

ブックカバーコレクションの一部。

自分の服は適当なくせに、ブックカバーは真剣に選んだりする。
お気に入りのものは、もうくたくたになっている。
もったいなくてなかなか使えないものもある。
(またいずれブックカバーについても、何か書いてみます)

本があれば、いつでも、どこでも、なんとなく安心できる。
だからそばにいてほしい。

明日はどんな本をお供にしよう。

お気に入りの一丁羅 ブックカバーを着せて。
自分は実用一辺倒のダウンに暖パンで。
雪にめげずに出かけよう。

皆様にも素敵なお供 がありますように📕

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