【エッセイ】自主的自粛生活継続宣言
感染症はもちろん流行らない方がいい。
それはわかっているけれど、テレビで見る人出の多さに臆す自分がいる。
そんな先日、下記の記事に出会った。
作家の辛酸なめ子さんが、たいそううまく、このもやもやを言語化してくださっている。
元々、私も連れ合いも、人付き合いは苦手な方で、家でのお籠りが苦にならない。
むしろステイホーム万歳🙌
遊びに出たい人たちを否定するつもりはないし、子供とかいれば、色んな体験させてあげることはいいと思う。
前に友人が「この子たち花火(打ち上げ花火の意)は空想上のものだと思ってるから」と言っていたのが忘れられない。
今年は花火大会が各地であっただろうし、きっと夜空を彩る大輪の花火を見ることが出来ただろう。
何よりだ。
実際私も子供の時にあちこち連れて行ってもらった。親には感謝している。
まぁ、旅先でも本を手放さないような本の虫だったそうだが。
そうすると、こういう大人になっちゃうんだね。
とにもかくにも、家にこもって、他の誰とも会わないというわけにはいられなくなりそうな気配に、正直ちょっとだけ怯えている。
この3年間で「隠者」ならぬ「陰キャ」生活が自分に合っていると気づいた方も多いんじゃないだろうか。
男女の夫婦に子供が2人いて、お盆には帰省して、親戚一同集まってわいわいする。
そういう過ごし方する人は多いかもしれないけれど、スタンダードではなくてあくまで一例として。
単独夏休み旅行三昧も✈️
暑いグラウンドで汗を流すも⚾️(熱中症注意🙏)
友達同士で集まって夏を満喫するも🌞
LGBTQ🏳️🌈カップルが2人きりで家で籠るも
全部、それぞれの過ごし方として、当たり前になれば嬉しい。
もちろん対人のことなので、相手のことを思って、例えば祖父母に孫を会わせたいから頑張るみたいな人のことは本当に尊敬します。
頭が下がる。
でもそれがいろんな理由で出来ない人や、したくない人もいるかもしれない。
そういう人が肩身が狭い思いをせずに済めばとは思う。
色々な人が色々な過ごし方が出来る。
お互いにそれを尊重しあい、調整しながら生活できる。
それもまた多様性のひとつとして、認められたら嬉しい。
そのきっかけのために、この3年間があったとしたら、それは人間社会の価値観更新のための、歴史のトリガーであるのかもしれない。
ふとそんなことを思った平和の日でした。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。
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