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【私的読書生活】読書習慣のささやかな変化 2021.12→2022


半年ほど前、【私的読書術】【実践編】と称し、読書について拙文を書いた。

未だに「よりよい読書方法はないだろうか」と模索は続いている。
試行錯誤の中で色々と変わってきたこともある。

2021年も残り1ヶ月を切った。

今現在の方法を、来年の自分のための贈り物、そして新しい年の抱負として、何回かにわたり、まとめていくことにする。

【読書術】というには烏滸がましい、私の【読書生活】。
垣間見ていただければ幸いだ。

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さて、あらためて、この半年で自分の読書生活にあった大きな2つの変化。

まずは本を読む場所や時間について述べていく。

もちろんこれまでも、暇さえあれば、本を読んではいた。
寝る前も瞼がもうくっついて開かなくなるまでは読むし、トイレの中もつい長居するほどに持ち込んでしまう。
一度湯船に落として以来、風呂読書は一応はやめたが、相当ゆっくり浸かりたい時などはやはり持って入る。
本当は通勤時間も充てたいところだが、それは残念ながら自動運転が発達するまでおあずけだ。

唯一、自分の私的な読書を持ち込まない場所。
それが職場。

元々、集まってお喋りしながらという食べ方はあまりしては来なかったのだが、基本、昼休み中は、食べたら午後の支度をしたり、仕事の本を見たり、少し昼寝をしたりとして過ごすことが主だった。

仕事以外のものを読む後ろめたさや、何を読んでるか気にされるかもしれないという自意識過剰が邪魔をして持ち込めなかったのだ。

ただ、いくつかの読書本を読むと、やはり日中の隙間時間の活用が勧められる。

そこでものは試しと、積読と化している新書棚から1冊持ち込むことにした。

もちろん仕事とは何の関係もない本だ。

選書は連れ合いに任せることにした。
自分で選ぼうとすると、つい余計な色気(万が一、人に聞かれた時のために、カッコつけた本にしよう等)が出てしまう。
そのため、①新書であること、②人に見られてもヤバくはない本、この2点だけ念頭に置いてもらい、あとは連れ合いのセンスで自由に選書してもらう。
渡す時にはブックカバーに入れてもらうので、私自身は何を選ばれたかわからない。
そして昼休憩に入るまでは決して見ない。
食事を終えていざ読書の段になり、初めて開くのだ。

これは思っていた以上に、いい効果、そして何より楽しさがあった。
その話はまた別に書こうかと思う。


とにかく、昼休みのほんの10分程度(一応、1時間はあるのだが、食事をして、歯を磨いて等していると30分程度になってしまうし、体力回復のための昼寝もやはり欠かせない)で、ざっと新書を1冊読むようになった。

もちろん読みきれない。
でもここで簡単に「点検読書」を行うことで、積読が改めて宝の山となった。

これがこの半年の間に起こった変化の一つ。

半年どころか、就業するようになってからこれまで、職場で私的な本を読むことはなかったので、最も大きな変化かもしれない。


というわけで今、私が私的な本を読む場所と時間は以下の通り。

仕事の日
 昼の休憩時間に職場で。
 夕食が終わってから読書専用スペースで。
 寝る前に布団の中で寝読。

休日
 その日に合わせて色々。
     用事がなければ布団の中で寝読。
     出先にも持っていく。
 ちょっとした待ち時間も貴重な読書時間。
     あとは時間が許す限り。

これらを合わせることで、手にする冊数は倍増した。

まぁ、読むスピードがそれに比例するわけではないので、読みかけの本が増えるペースが上がったといえばそれまでだが。

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次回は読書の記録方法について触れようと思う。


では本の世界に帰ることにしよう。
皆様もどうぞよい読書時間を。

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