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【映画紹介】歌にのせて想いを舞う/#おすすめミュージカル

ミュージカル。

なんで急に歌い出すのか意味わからんと、敬遠される意見も耳にするけれど、私と連れ合いは結構好きな方だ。

じっくり観ながら世界に浸るもよし。
BGMとして流しながら生活するもよし。

圧巻のダンスシーンも、胸震えるような歌も、そしてそこに込められた物語も、どれも甲乙つけ難い。

今回、お題に則って、それぞれのお気に入りミュージカル映画を、私と連れ合い、3本ずつあげてみた。

最近の作品を追えていない点は恐縮だし、あくまで2022/07/02現在の思いついたもの。
これが自分のBest3ではない。
でも心に残っている、何度も何度も観た、それぞれの3本。

さて、どんなものだろうか。


まずは私(樹田和の書いてる方)から

定番中の定番「サウンド・オブ・ミュージック」(1964)

子供の頃から好きな絵本のような作品。
わりと体が弱く、寝込む子であった私は、寝ながらこれを見て、体調の悪さを紛らわしていた。
マリア先生憧れたなぁ。
この圧倒的なオープニングシーン、今ならドローンでサクッと撮れるところ。
それが当時はヘリコプターで接近しながら撮ったそうで。
ジュリー・アンドリュースは何度もひっくり返りながらあのシーンを歌い上げたらしい。かわいい。
本当のマリア・トラップがチラッと写っているとか、トラップ大佐役の人は本当に子供嫌いだったらしいとか、こぼれ話も面白い。
プロパガンダ的な部分もあるかとは思うが、それでも名作は名作だと思う。
「私のお気に入り」「ドレミの歌」「エーデルワイス」などなど、曲として独立して、名曲として残っているところも音楽の力。
ミュージカルらしいミュージカルだ。

圧巻の歌唱力「ジーザス・クライスト・スーパースター」(1973)

これは初めて観た時にその演出、そして歌唱力に撃ち抜かれた。
キリストの最後の1週間(くらい)を描いており、台詞などは聖書に則った部分もある。
なのに、衣装はヒッピースタイルで人種もバラバラ。
ものすごく新しくてびっくりした。
そしてほぼ全編にわたり、歌いっぱなし。
ロックテイストの楽曲はもはやライブを観ているようで興奮する。
アンドリュー・ロイド=ウェバーの天才を存分に味わえる作品。

メッセージに涙する「グレイテスト・ショーマン」(2017)

これも楽曲が素晴らしい。
「This Is Me」はじめ、「Come Alive」「From Now On 」に込められた“多様性”のメッセージ、初めて聴いた時、思わず涙した。
批評家からは評価が分かれたが、観客からの圧倒的な支持を受けているという点自体が、作品の中の世界ともリンクする点が興味深い。


続いて連れ合い(樹田和の考える方)

(註:以下、連れ合いの推し作品、作品を挙げてもらったものの、推し話を聞き取りきれておらず、「私」が代筆で書いているので、ちょっとあっさり気味です。すみません。また改めて色々語ってもらって、追記したいと思います。)
言い訳ゾーン

絡み合う歌と踊りと2人の想い「ラ・ラ・ランド」(2016)

オープニング圧巻のダンスシーンに始まり、ポスターにもなっている2人のダンスシーン、寄り添い、すれ違う想い。
鮮やかな衣装や移りゆく景色の描写。
2人の関係にたまらなく焦らされる。
愛を取るか夢を取るか、選ばなくてはならない時、人はどうするのだろう。
涙が止まらない。

法廷(ショータイム)の始まり!「シカゴ」(2002)

とにかくかっこいい!
主役たちの力の籠ったダンスもさることながら、群舞も圧巻。
ただロキシーとブリジット・ジョーンズを演じているのが同一人物だと気づいた時は吹いた。
ラストの歌の最強感も楽しい。

酸いも甘いもみんなハッピー「マンマ・ミーア」(2008)

ハッピーなABBAの曲にのせて、美しいギリシャ・エーゲ海の中で繰り広げられるドタバタラブコメ。
名優たちが真面目な顔してすごい衣装着て踊るカーテンコールときたら、嫌なこととかどこかに行ってしまいそうな多幸感。
そのまま気分が踊り出す。


いかがでしたでしょうか?

連れ合い、古い作品も好きなのもたくさんあり、「選べなーい!」と嘆いていたので、またこんな感じで紹介記事も書いてみたいと思います。

まぁ、観直したくなりますよね。
私たちも次の休みはミュージカル三昧かもしれません。

ああ、半年くらい、ブロードウェイに入り浸りたい。
(お金と時間と英語力が圧倒的にありません、涙)

最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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