GW11連勤した観光地の食堂が思うこと

長い長い、わが国初の10連休が終わりました。

多くの方がこの長い休みをしっかり楽しんだことと思います。

当店がある岡山県北の蒜山(ひるぜん)高原も、連日大賑わいとなりました。
普段は静かな田舎の村に、何万人という人が押し寄せるのです。

当店も、ご当地グルメの「ひるぜん焼きそば」や名物「とりの唐揚げ」をお目当に、多くの方にお越しいただきました。
開店前から行列ができ、最大二時間待ちという状態が閉店まで続くのです。

しっかりと働き、しっかりと稼ぐ。
いわゆる「書き入れ時」となりました。

しかし、ちょっと押さえおきたいのです。

妻をはじめ他のスタッフも、連休の子どもや家族がいる中、働き続けてくれました。
営業するのに不可欠な麺や野菜も、仕入業社さんの働きによって調達することができました。
生産者さんや物流業者さんなど、直接・間接的な支えによって商売ができました。

つまり、この10連休は、休まず働いた人によって支えられてきたということ。
「休む人がいれば、働く人がいる」という当然の事実を、改めて押さえておきたいのです。

ただ通常の連休ならば、多少の無理が効きますが、10日となると話は違います。
私に関して言うと、腰が壊れました。
毎日6時間、300食の焼きそばを休みなく焼き続けた結果です。
とうとう身体が悲鳴をあげました。

交代が効かない職場では、大なり小なり無理が生じたことと思います。

結論として。

やはり10連休は長過ぎです。
お客様を観ていても、終盤はお金が尽きたのでしょうか、息切れした感がありました。(シェアするお客様がめちゃくちゃ増えました)

物事には「ほどほど」があります。
ほどほどの連休が嬉しいです。

以上、「働き方改革」「休日の分散化」が議論される中、休みを支えたサービス業の一人の声でした。

かくいう私も、今日から待望の二連休。
「ゴールデンデイズ」を過ごしたいと思います。

ていうか、
腰が痛くてどこにも行けねぇぜ!

#働き方改革 #飲食店 #飲食 #寝たきり