「ニコチン依存症」からの脱出

以前投稿した『習慣も断捨離が必要!』いう記事で捨てたい習慣として掲げた中で、個人的に一番難しいと思っていた「禁煙」に関して記事にしてみます。
禁煙で悩んでいる方のためになればと思います。

昨年１０月の値上げと町中どこにも灰皿が無い、健康増進法で飲食店も禁煙のお店がほとんどになったことから非常に過ごしにくい毎日を生きていました。
家の中は当然ダメですし、ベランダも今の家は雨が降っていると濡れてしまいますし、そもそも近隣への迷惑が気になる。

このようなことから自身の習慣を見直すにあたって真っ先に変えたい項目でしたが一番難しいと感じていました。

どうやって離れたか

今から禁煙を始める方への参考としてわたし自身が吸っていた頻度と銘柄を記載しておきます。
銘柄：ハイライト
頻度：1日1箱〜2箱
喫煙歴：約12年程

今はまだ3週間程度しか経過していませんので完全に辞めれたと声を大にして発信していいのか分かりませんが、10年以上の習慣を3週間やめていると考えればまぁまぁすごくないですか?
例えば歯磨き3週間しない、お風呂3週間入らない、3週間スマホに触らないとかで考えると結構な偉業じゃないでしょうか?(違うかも。)

本題のやめ方ですが、やるべきことはシンプルで「我慢」のみ。
そして一番重要なのは自分からやめる意思が湧き出てている状態だということに気が付きました。

なんとなくのぼんやりとした理由だけでは恐らくやめることは難しいと思います。
吸う場所が少ない、人に嫌がられるから、値上がりしたから等の理由では厳しいかもしれません。
その理由によって自分はこれだけ困っていると気がついて自発的にやめたいと自分で思うことが大事。

わたし自身も過去に手術する際に禁煙を指示されていましたが、こういった外的要因ではやめることは不可能だと思います。
人に言われたからやめるは無理。

自分からは厳しく急ぎでやめる必要があるのでしたら、禁煙外来がやはりおすすめなのかもしれません。

辞めた理由

今回わたしが思ったやめたい理由はだいたい3つ

○禁煙の飲食店に行きたい
外食が趣味なのですがいいお店はもうどこも禁煙。
途中で席を外すのも嫌ですし、いちいち喫煙所の有無を心配している自分が嫌になってきた。

○投資への興味
今まで月2万円以下で趣味として楽しめるなら安いと思ってましたが、
積立NISAを始めたことでどうせならそちらに回したいと考えるようになった。

○臭い
服や体に残った臭いが自分が吸ったからであるにもかかわらず、
急に気になるようになった。
あと、イソップの香水を知った時にこんなゴージャスで高級感のある香りがする大人になりたいと思った。(高くて買ってないですが)

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ですので何か自発的にやめたいと思えることに出会うまでは無理してやめる必要はないのではと思っています。
わたしも辞めようと思ってから1年ほど経って、自然と自分から辞めれそうなタイミングが来るまで待って離れてきましたので。
近々辞めようと思って続けていると買う時もなんか罪悪感が募りますし、
ゆっくりと「もうそろそろいけるかな」って時が来るのではと思います。

個人的には辞めてからはピークが1日目〜3日目でそこを過ぎればあとは惰性でいけるようになってきました。
その間いかに喫煙を忘れて別のことに没頭できるかが勝負かもしれません。
コーヒー飲まない、お酒飲まないは基本ですし運動するのもありかも。
吸いたくなったらガムを多めに噛んだり飴を舐めたりして気を紛らすのも定番ですが効果的でした。

今感じること

現在3週間が経過しましたが今のところ問題なく経過しております。

2週間経った位の頃に1箱半ほどあった在庫とライターと携帯灰皿も処分してしまいました。
手元にある方がいつでも吸えるがあえて吸わないという選択肢を残せるのであえて捨てずにいましたがそれも必要なくなったと判断。

普段生活している上でタバコのことは頭から離れつつあります。

それでも3日に1回ほど一瞬現れますが、数秒で消える程度の欲求。
大きな環境の変化などの外的な要因がない限り大丈夫かと思っています。

良かったこと

外出時のストレスが激減
→今まではことあるごとに喫煙所を探していましたが当然その時間が消滅。　　時間が有効活用できます。

飲食店を選ばない
→今までは良いと思ったお店でも禁煙だったら候補から外してしまってました。特に安く飲めるファミレスなんかは行きたくても行けないような状態。それがなくなったことで意外な部分で節約にも繋がりました。
一番願っていたことなので満足しています。

コンビニに行かなくなる
→コンビニでタバコを購入してたわけですが、ちょっと一緒に買ってしまっていたコーヒーなどの出費が0に。タバコ以外の節約につながることを知りました。

服に臭いが残っていない
→当然のことではありますがコートや毎日洗うようなものではない大物の服が綺麗なままで長持ちするような気がします。

微妙なこと

喫煙可のお店に行けない
→今までよく行っていたお店は当然喫煙者が集まるお店だったのですが、今はまだ危険と判断して訪問を避けています。半年以上経ったら行こうかと思ってますがそこまで時間を空けると少し申し訳ないですね。
喫煙可能の札が貼られている飲食店や喫茶店は輝いて見えていたのに、今となっては避ける対象になってしまいました。

味や香りに敏感になった
→良いことにも入るかもしれませんが野菜などの風味が急にクリアになった気がします。でもその分自分だけかもしれませんが今までおそらく美味しく食べていたであろうものが生臭かったりします。よく美味しく食べれるようになったとも聞きますが、逆にいまいちなものがよりいまいちに感じるようになった気もします。

作業時などの休憩ポイントを見失う
→今までは作業の区切りごとの休憩が喫煙になっていましたが、その区切りがなくなり延々と作業していることも。何か代わりの休憩方法を考える必要があると感じています。

復活する可能性

過去に一度半年以上の禁煙から復活したことがあるのですがその理由は環境の変化と気の緩みだったと思います。

辞めていた時の職場は喫煙者がいなかったのですが転勤してからの職場では喫煙者のみ。しかもお酒の席も多く勢いで誘われるままに都度都度もらいタバコをしていたらあっという間に元通り。

ですので今回の禁煙では1度でも吸わないことが重要だと失敗から学びました。

さいごに

タバコは百害あって一理なしとよく言われますが、私はそんなことないと思っております。

夜静かなところで缶コーヒーやお酒と一緒に吸う1本は最高ですし、職場の人や友人と過ごす喫煙所での時間が好きでした。
吸っていたからこそ知り合えたり仲良くなった人も結構いたりもしますので、コミュニケーションツールとしては非常に優秀だと思っております。

それでも中にはマナーを守らない人もいますし、臭いなどの迷惑をかけてしまうことも事実ですのでどうしても良く思われない部分はありますよね。
最近は電子タバコで臭いの問題はクリアされつつあるのかもしれませんが。

喫煙者はタバコに依存していると揶揄されますが誰でも少なからず何かしらに依存していますよね。
毎朝コーヒーを飲むことも「カフェイン依存」かもしれませんし、
スマホが無いと焦ってしまう「スマホ依存」なんて言葉も出てきているくらいです。

禁煙や何か辞めたいがために職場や仕事まで変える必要はないかもしれませんが、小さいことでも新しい習慣を始めたりやめたい時は環境を変えることが良いのかもしれないと思いました。

部屋のレイアウトを変えても良いですし、部屋着を新しくする、髪型を変えてみる、いつも食べているメニューを変えてみるなど少しの変化の繰り返しで大きな変化につながっていくのかもしれません。

まだまだですが日々頑張りたいと思います。
この記事が禁煙に悩む人のためになれば幸いです。

ありがとうございました!