オリジナル詩集です🌷
様々な事象・心情を、私の言葉でコーティング。
良いことも嫌なことも、言葉は全てを知っている。
だからこそ、綺麗に見立てて嗜みたい。
🌼 不定期更新 m(_…
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2022年7月の記事一覧
【詩】 3.魔法を捨てた、灰かぶり 【結々たんの気まぐれサラダ】
不思議なステッキを一振り。
夜の魔法を味方につけて、城を飛び出す姫。
そこへ現れたのは、
歪なものこそ美徳だという、カオス・フェアリーゴッドマザー。
少女を飾る綺麗なドレスも、とっておきのガラスの靴も、
その手にかかれば役立たず。
少女の手から、魔法のステッキを取り上げて、
仮初の魔法をゆるり解いてゆく。
歪に浮き彫られた身体。
満足そうに見つめる、目の前の魔法使い。
ああ、やっと、永遠の