横山大観邸で見る雪景色
春先の天気の良い日に横山大観記念館と大倉集古館へ行ってきました。
あまり深く考えずに2館をまわったのですが、大倉集古館でも横山大観の展示があり、冬と春の作品を続けて見ることができました。
今回は横山大観記念館について書いています。
◾️横山大観記念館
「大観の描く雪景色」と銘打った展示がされていました。
大観がなくなるまで住んでいた数奇屋風日本家屋を記念館として公開。お庭には出られませんが、家の中から眺めることができます。
私が行ったときは先客が1人いるだけで、建物も作品も好きなだけ見られるという状況です。2階のみ写真撮影ができます。
住宅の中に展示されているので、床の間に掛けてあるとどう見えるのかというのがわかり、普通の美術館とは違う体験ができました。
ガイドの方がいらっしゃって、作品や建物について解説をしてくれます。
1対1で解説聞くのはちょっとやだなと身構えていましたが、紅白の梅が描かれた屏風の下絵については、お話を聞くことでどう書いたのか、実際のものとどう違うのかということがわかり、説明を聞くのもいいものだなと思いました。
お庭や建築についても話を伺えるので、1人で見るのと違う視点で見ることができます。
売店では蔵から見つかったという絵葉書が9枚セットでかなりお手頃価格で販売されていました。郵便番号の欄が5桁だからとのこと。
だいぶ迷って買わなかったのですが、買ってみてもよかったかもしれません。
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