杉本博司 本歌取り東下り〜渋谷区立松濤美術館
まだまだ暑い日が続いていますが、芸術の秋ということで今年もぐるっとパスを購入して美術館巡りを楽しもうということで、まずは渋谷区立松濤美術館へ行ってきました。
現在開催されている「杉本博司 本歌取り東下り」の初日に訪れました。
私にとって杉本博司さんは好きな作家の一人であり、7月に旅行で訪れた直島でも彼の数々の作品を鑑賞することができました。
この展覧会も楽しみにしており、とても期待しての訪問です。
まずは地下の第一展示室から。
写真を使った屏風が4隻展示されていて、素敵!と心の声が出ました。
富士山図屏風がとくに好きだなと思って、近くで見たり離れて見たりして楽しみました。
近くで見ると写真なんだけれど、遠くから見ると日本画の様に見える。空の色合いがとても綺麗です。
第2展示室は過去の作品も含めた展示。
壁一面のいろは歌は見応えがありました。
暗室で印画紙の上に現像液又は定着液に浸した筆で書いた作品も力強さがあって好きなシリーズでした。
古代の石器なども一緒に展示されており、新旧入り混じった構成もよかったと思います。
2階のエレベーターホールでは能、狂言の映像を流しており、見ている途中でエレベーターからご本人が降りてきてびっくりしました。
あまりにも普通にされていたので、ほとんどの人が気がつかないくらい。
本人だ!と思ってとても興奮しましたが、これを分かち合える人がいないのがちょっと寂しかったです。
前期後期で展示替えがあるとのことなので、後期にもまた行こうと思っています。
⬛︎おまけ
ランチのデザート
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